この前の妹からのLINE。
幼稚園、いつもは2時にお迎えに行ってるけど、たまにはゆっくりしたい妹が「今日は4時まで幼稚園な。」って言うたんかな。
でも姪っ子はいつも通り2時にお迎えに来て欲しかったようで自分でメモを書いたらしく。
そのメモがこれ。
いやもう2時にお迎えに来て欲しいという思いはすごく伝わるんやけど。
読めんっ!笑
で、結局、
2時お迎え( ˊᵕˋ ;)
妹、がっくし。
しかし子供のやる事ってほんまおもろい。
本気で書いてるからな。
さて。
辻村深月さんの「朝が来る」、読みました。
「子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動長篇。
前半はある夫婦のお話。
閉塞性無精子症、不妊治療、特別養子縁組。
後半は中学生の女の子の話。
妊娠、特別養子縁組制度を利用しての出産、転落人生。
前半はとても興味深く読めた。
ただ、後半はやっぱり親目線で考えるとなぁ。
中学生で妊娠(相手は同級生の彼)して、もう中絶出来ない時期になってようやく妊娠と分かる。
もう最悪としか言いようがない。
親だけは味方でいてあげなければならないと頭では分かっていてもやっぱりショックやし許し難い。
ラストはよかったよ。
若い世代や男性にもぜひ読んで欲しいなって思いました。