日経新聞の日曜日の文化欄が結構好きなのだけれど
昨日は作家の宮内悠介が日記についてコラムを書いていた。
日記をつけたい気持ちはずっとあったのに続けられなかったのが
夫婦で2021年から5年日記をつけ始めたら継続しており
なぜ続いているのかと考えたら、もちろん2人でやっているから
というのもあるけれど最大の理由は「昔よりもこの世界が好きになり、
そして去り行く1日1日が惜しくなったからかもしれない」と書いてあった。
去年の今日何していたっけ? 一昨年は?と思い出そうとしても
思い出せるのはよほど特別なことをした日くらい。
それもよくよく思い出してみると、もうX年前のこと?ということは
けっこうある。
私もやっぱり今日、去年の今日、一昨年の今日など特に何ということのない
1日1日が愛おしくて(愛おしいって普通使わないけど他にぴったりの
言葉が見つからない)、それを折に触れて想い出したいので
ブログをずっと始めたいと思っていたのかもしれない。
30代の頃ブログというものがインターネットの世界に出てきた時に
やってみたいね、でも退職して暇ができたらかな、
という話を同じ職場の同世代の人と話していた。
夢がかなったというか、やっと実現したのか、と思うとちょっと嬉しい。