サラリーマンでも出来る週末安全野菜作り(金沢)

サラリーマンでも出来る週末安全野菜作り(金沢)

農業とは縁もゆかりも無かった某電機メーカーのサラリーマンが、食の安全に目覚め、金沢近郊で野菜作りにチャレンジしています。
完全無農薬、できるだけ有機栽培を目指し、うまくいった、いかないに関わらず記録して行きたいと思います。

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そらまめと絹さや(エンドウ豆)の種を蒔きました。
そらまめはお歯黒を下に、豆が見える程度に土に差し込むとの事。からすから丸見えなので、寒冷紗で覆っておくことに。また豆類は石灰分が好きで、連作が嫌い(5年はだめ)とのこと。石灰分の補給に牡蠣の殻を砕いた「セルカ」を蒔きました。
野菜の食べられない部分を、もう一度肥料にしたいと思って、堆肥作りのための枠を作りました。作業は天候が悪かったりで、はかどらず2週間くらいかけて、少しすつ作りましたが、簡単ですので半日もあれば完成します。

材料
1.ウレタン塗装のコンパネ(1800x900x12) 2枚
2.垂木(45x45x1100) 4本
3.コーススレッド(長さ32mm) 40本(今回はステンレス製を使いました)

工具(電動工具はあれば、なお良い)
1.のこぎり(丸鋸)
2.ドライバ(インパクトドライバ)
3.ガイド(丸鋸を使う場合あると便利)

作り方
1.ウレタン塗装のコンパネ2枚を半分に切断し、900x900x12のコンパネ4枚にする。
(切断面はできるだけ直線の方が、良い。ちょうど真ん中で切断するのは難しい。長さが多少違っても枠が少し歪むだけなので、あまり気にする必要は無い。)
2.およそ1100mmの長さに切断した垂木を垂木の長手とコンパネの切断面とが面一になるように配置し、コーススレッドでねじ止めする。垂木はコンパネより長いので、一方を面一に、もう一方ははみ出させる。コンパネと垂木の位置やはみ出す方向が全く同じになるように4つ作る。
3.2.で作成したコンパネに垂木をねじ止めしたものを2つ使い、地面に垂直に立ち上げ、さらにそれぞれが約90度になるようコーススレッドでねじ止めする。垂木の出っ張っている方向は揃えること。また、コンパネの切断面をもう一方のコンパネで塞ぐようにし、できるだけ外側は塗装面で覆う。
4.残りの2.で作成したコンパネに垂木をねじ止めしたものを同じようにねじ止めし、四角の枠にすれば完成。底は抜けていてOK。はみ出した垂木は地面にささり、より安定が増す設計。

図面をクリックすると拡大します。
$サラリーマンでも出来る週末安全野菜作り(金沢)-堆肥枠図面

使い方
1.地面を軽く盛り上げ、まんじゅう型の畝を作る。雨が下から流れ込まないように。
2.その上に枠をのせる。垂木の出っ張っている方が下。
3.なすの枝やさつまいもの蔓など、野菜の残さ(食べられない部分)を入れる。まだ緑色のものも、枯れて褐色になったものも皆入れる。最初はとうもろこしの残さが良いとのこと。
4.米ぬかを全面に行き渡るように入れる。
5.野菜の残さと米ぬかを交互に入れ、ある程度入ったら、踏み込む。
6.土壌菌を供給するため、時々堆肥や土も入れる。
7.最後に石灰をまんべんなく蒔いて、できあがり。
8.適当にふたをし、最後は雨が入らないようブルーシート等で覆っておく。
9.温度が上がってきたら発酵が進んでいる。2週間~1ヶ月後に様子を見ながら切り返す。
今日は文化の日でお休みですので、土日に植えたキャベツやチンゲンサイの様子を見に行ってきました。11月に入ってから、月曜日、火曜日と雨風で寒い日が続いていましたので、とても心配です。
見に行ってみると、不織布でトンネルにしていたのに、全てめくれて、中の苗が押しつぶされたようになっていました。やむを得ずトンネルを外し、少し様子を見ます。根っこが生き残っていれば、また復活することもあるかもしれません。