新型コロナウイルスの感染者が、7/18に全国で新たに664人、東京で290人、大阪で86人確認され、まだまだ増加傾向にあるようで、緊急事態宣言の解除後に提言された「新しい生活様式」を遵守していない人たち(及び、その濃厚接触者)が感染しているものとみられます。
日本経済の打撃を経験した現時点では、地域封鎖や移動禁止などの強い要請は出せないので、やっぱり個々人が「新しい生活様式」を実践せざるを得ないと思っています。
一方で、7月9日にWHOが「新型コロナウイルスで空気感染がおこる可能性がある」というニュアンスのニュースが報道されました。まあ、絶対にないわけではないので、リスクとして考えなければならないということでしょうね。また、WHOは国際機関なので、感染者や死亡者が急増している全世界への発信ということを考慮すれば当たり前かなとも思ってはいるものの、例の事件(事務総長とCHINAの友好関係による報道の遅れ)の影響もあり早めに発信したように思えます。
ただ、日本での報道は形だけのものであり、「日本だったらどうなの?」という解説もなしに国民の不安を煽るだけの状態と思っています(報道のすべてを知っているわけではないので誤解かも?)。
そこで、ネット検索をした結果、YAHOO!ニュースのライフのところに掲載されている記事に共感しました。
聖路加国際病院の坂本さんが7月11日に書かれた内容で、表題は「新型コロナウイルス:やっぱり空気感染するの?」です。WHOの発信2日後に掲載されているので、まさに的を射ている内容でした。
抜粋すると、WHOの見解は、
・ 科学的根拠に基づいた新型コロナウイルスの主要な感性経路は飛沫感染と接触感染。
・ 屋内の人が密集した環境において空気感染の可能性が除外できない集団感染事例の報告あり
・ (この部分は言い方を変えていますが)日本で提言されている「新しい生活様式」に努める。
これを受けて、
「三密を避け、日頃から他人接触する可能性がある場合はマスクの着用、こまめに手を洗うといった基本的なことを地道に続けることが肝要」と結んでいます。
リンク先は下記のとおり。
これまでも記載しているように、「新しい生活様式」を遵守すれば、自粛せずに行動しても新型コロナウイルスに感染しないと思っていますが、万が一感染してしまったら、確率論ではあるものの、交通事故や不慮の事故にあったとあきらめるしかありません。
さて、新型コロナ関連報道に関して、7月3日掲載内容以外に、さらなる要望を。
(7月3日の内容)
一般庶民が情報開示で安心するために、下記の情報を開示してもらいたい。
★ 感染経路不明という情報が多いが、「ここ2週間で、3密状態があったか?」だけでもを開示してほしい。
どこで、どのように3密だったかは不要で、単純に3密経験(自己判断でよい)があったかどうかだけが知りたい。たとえば、「家族以外と食事・飲み会などでマスクなしに会話した」経験があるとか。
つまり、以下のような情報開示にしてほしい。
・ 新たな新型コロナ感染者は、XX人
・ うち陽性感染者との濃厚接触者は、XX人
・ うち感染経路不明だが、3密状態を経験していた人は、XX人
・ うち感染経路不明で、3密状態はなかった人は、XX人
(今回の要望)
・ 積極的なPCR検査の実施や検査数の増加により、感染者のほとんどが「無症状」「軽症」となっている。
発病段階での検査なので仕方ないにしても、その後に重症化した感染者数を示して、警告することが最重要と思われる。
最後に、報道というものは、ニュースや報道情報番組などで発信されるが、表面的な内容が多く、本質的なものが少ないように思えている。
現在のネット社会では、ネットやSNS?などの溢れ出るほどの情報過多を自ら取捨選択すべきであることは理解しているが、ネットなどできない万民への報道の在り方も考えるべきである。
【追記】
今、「ワイドナショー」を見ていますが、さすが、古館伊知郎。的を射た発言をしていました。
「政府や都道府県などの発信および報道情報番組などのメディア発信は、新型コロナウイルスが感染する状況をもっと詳細に明確にすべき!」は当然のことと思いました。
「ワイドナショー」は個人の見解を勝手に紹介する番組のようですが、出演者のキャラクターに起因して気楽に見ていますが、真面(まとも)なことを放送しているように思えています。