2016年7月6日(水)に入院。
【手術前の準備①】
入院前に、下記の同意書にサインしました。
・ 血液検査(梅毒検査、HBs抗原、HCV抗体、HIV抗体)・・・医療従事者への感染防止のため
・ 健康保険限度額適用認定証(医療費の窓口負担額が月単位で一定の限度額になるように、所属する健康保険組合に事前に申請・認定してもらう)
【手術前の準備②】
入院当日(7/6)手術前に、麻酔や手術内容の説明などを受け、同意書を提出します。
・ 手術に関する説明・同意書
・ 麻酔に関する説明・同意書
・ 輸血に関する説明・同意書
・ 特定生物由来製剤使用についての説明・同意書
・ ICU(集中治療室)入室に関する説明・同意書
【診断&手術の具体的な内容】
1.診断結果
・ 肺CT画像から、右下葉の影はがん細胞(非小細胞肺がん)の疑いが強い。
① がんの大きさと浸潤(T因子):T1b ← 腫瘍の最大径が2cm〜3cm程度
② リンパ節転移(N因子):N0 ← 所属リンパ節転移なし
③ 遠隔転移(M因子):M0 ← 遠隔転移なし(PET検査及び脳MRIの結果により、多臓器への転移なし
⇒ 病期決定:ⅠA期・・・基本的には病巣のみを手術にて取り除く(その後の抗がん剤等の治療なし)
2.手術の具体的な内容
① 胸腔鏡手術:胸腔鏡と手術道具を体内に挿入するために、3か所に数cm程度切開する。
② 病巣の一部を切り取り、迅速診断により、がん細胞かを判断する。
③-1 がん細胞でなかったら、病巣(斑状影部分)のみ切除して手術終了
③-2 がん細胞だったら、右下葉全体切除術+周辺のリンパ節を取り除くリンパ節郭清術
④ 手術終了後、その日はICU(集中治療室)で過ごす。
⑤ 翌日、症状に問題なければ、一般病棟に戻る。
★ 肺葉と肺動脈&肺静脈のつながり状況
6月27日に撮影した造影剤注入のCT画像では、
FUJI FILMのCMでも放映しているように、カラーで立体的に血管のつながり具合がわかる。
実際に、1か所のみ中葉及び下葉への血管のつながりが通常と異なる部分があり、切除には注意を要することが分かった。