足の臭いは体のSOS ? 病気の可能性も


足の臭いって、
人によっては本当に臭くなるよね。

どんなに足を清潔にしても、
どんなに足や靴に臭い対策しても、

臭いが取れない時ってあるよ。

 

あなたは、そんな事態に陥っていないだろうか。

 

そんな時は、
病気や内蔵疾患を疑う必要があるかもしれないよ。

 

知らず知らずのうちに、内蔵疾患になってるかもしれないから、
注意が必要。


足の臭い対策は、

まずは、

 

足のケア

普段から足をキレイに洗うのが必要。

 

不潔にしている所に臭い対策をしても臭いって取れない物だし、
常在菌を正しく抑える事はできないよね。

だから、
足の爪を短く切って、
爪の間をしっかり洗ってあげたり、

洗う時は、
指の間も、しっかり指を入れて洗うのが必要。

 

そして、

普段履く靴も、
しっかり乾かして、
ローテーションしてあげたり、

汗を出来限り天然素材の靴下を履くなどの対策をするよね。

 

また、

制汗クリームや、
菌を抑えるスプレーをしたり、

できる事ってイッパイある。


そこまで足の臭い対策をしているのに、
足の臭いが取れないで、困っている。


そんな時は、
別の病気が起きている事を疑うのも必要だよ。

足の臭いが原因で考えられる病気は、主に「水虫」、「多汗症」、「内臓疾患や糖尿病」があるよ。


水虫

水虫はクサイと言うイメージが強いんだけど、
足がクサイのと水虫は、
実は無関係なのね。

水虫は白癬菌と言う菌が原因で、
そもそも無臭。

 

じゃ、
何が臭うのかと言うと、
足にいる常在菌が臭いの元を発して臭くなる。

 

ただ、
白癬菌が繁殖しやすい環境と、
常在菌が繁殖しやすい環境は、
高温多湿という似通った環境なので、
足が臭くなる人には、
水虫が多いのも事実。

 

足の臭いだけなら、
足を清潔にして、
臭い対策をしたあげたら良いんだけど、

水虫になったら、
それだけじゃダメで、

 

もし、
水虫になったら、
病院に行って治療をするのが大事だよ。

 

多汗症

汗をかくのは、
体温調整のためで、
体温があがれば汗をかいて体温を下げようとするし、
体温が下がれば汗をかかなくなって、体温を上げようとするのね。

でも、
多汗症の人は、
体温調節が必要ない時にも汗をかいてしまう、
もしくは、体温が上がった時に必要以上の大量の汗をかいてしまうといった症状が特徴の病気なのね。

 

多汗症は、
ある特定の体の部分にだに発症する事もあって、
足の裏だけが過剰に汗をかいてしまうのであればそれは、


「足蹠(そくしょ)多汗症」と言うのね。

 

汗を多くかくということは、それとともに古い皮脂や角質が流れ出るから、
足に住む皮膚の常在菌の栄養素が多い状態に。

 

また、
足蹠多汗症の場合、
靴の中が常在菌の好む高温多湿の状態になりやすいのも、足の臭いの原因に。


足蹠多汗症をはじめとする多汗症は、
交感神経の失調が原因で起ここるのね。


また、
精神的な影響も大きく、
多汗症により周りの目が気になり、
ストレスがかかることでさらに悪化するという悪循環も考えられる。

 

多汗症が疑われる場合は、まずは皮膚科に相談しよう。

 


内臓疾患や糖尿病の場合

内臓疾患や糖尿病になると、体の免疫力が低下してしまう。


体が本来持つ抗菌力が弱まった状態になってしまうので、
足の臭いの原因となる菌が繁殖しやすくなってしまう。

ただし、
内臓疾患や糖尿病の場合は、足の臭いだけでなくて、
口臭や体臭も同時に発生することが多いので、
足だけが臭うなら水虫や多汗症を疑うのが先決でしょう。

 

いずれにしろ、自分で足の臭い対策を取ってみて、改善が見られないのなら専門医に診察してもらうのが最良の策。

 

足の臭いが気になるのなら、まずは発汗異常外来のある皮膚科に診てもらうとよいでしょう。

 


自分で糖尿病チェックができるセルフチェック項目を紹介します。

 

自分にはあてはまる項目があるかどうか確認してみて!

 

<糖尿病にみられる症状>

  糖尿病にみられる症状を紹介します。

 

・体がだるい、疲れやすい
・のどが渇き、尿の量が多い
・何もしていないのに、体重が減る
・眼がかすむ
・足がしびれる、つりやすい
・傷が治りにくい

 

糖尿病が初期のうちは自覚症状がないため、
糖尿病を発見したきっかけが健康診断や他の病気で病院にかかったとき指摘されたという事が多いようです。

 

ある程度、病状が進行すると上記にあげた項目のような症状が出てくることがあります。

 

健康診断で糖尿病を疑われたり、気になる症状が一つでもある場合、
家族や親戚が糖尿病の方がいる場合などは、一度検査をする事をお勧めするよ。

 

糖尿病を放っておくと、さまざまな合併症を引き起こすことも。

 

考えられる合併症には、
手足のしびれ、
怪我ややけどの痛みに気がつかない神経障害や、
目の底にある網膜の血管が悪くなり視力が弱まるなどの網膜症、
だんだんとおしっこが作れなくなる腎症があります。

 

糖尿病は一生かけて治療していくものなのね、

 

だから、

糖尿病治療の知識や技術、経験が豊富な専門医のもとで治療するのが一番。

 

基本的に糖尿病の検診をする場合、内科になるんだけど、

糖尿病の専門医がいる内科もあるので、事前に確認をしてから受診すると良いよ。