Soliloquy Alphabetical -10ページ目

Soliloquy Alphabetical

So beautiful if everything is alphabetical.



もしあなたの居る場所が見えたなら

車にでも乗って迎えに行くよ

日が暮れる前にあなたに会って

くだらない会話で笑顔が見たい


わたしが生きる意味がここに在る

わたしが抱きしめられる人生がここに在る

お願いだから

わたしがどんな風になっても

あなただけはわたしの友達で居て





思い

情景

香り

感触

言葉


全ては記憶となり巡り巡る

Retrospect

美しい響き




時計の上を歩いてる

時には針を飛び越えて

時には針に足をかけられ

時間を巡る

この針を押し返すことは不可能だから

せめて時を急かすくらいの力を持って

生きていたいと願おう




また日付が変わる

昨日より未来に進んだ

12時間後のわたしは笑っているだろうか

10年後のわたしは泣いているだろうか

そんな風に未来は分からないことしかないから

5分前のわたしは未来の事で悩んでいたと

未来から過去を悩んでいた




金木犀の薫るあの街に

秋の乾いた風が吹き

幼さの抜けた友達と

自転車で飛んでいくわたし


もう一回季節が巡ると

寒い冬が来るなんて考えたことも無かった

季節も空も何もかも

いつだって無邪気さの背景


わたしは大人になってしまった

生まれた街から離れてしまった

あの頃に戻りたいのは誰だって

オリジナルを愛するのはわたしだって