Soliloquy Alphabetical

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So beautiful if everything is alphabetical.

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太陽のように

明るく全てを照らす人が羨ましい

三日月のように

暗い夜空の1/5と

夜を行く人の1/5を

僅かに微かに照らす方がわたしらしい





連絡を取るのは2年に1回

最後に会ったのは幼馴染みの通夜だった

暑い夏の日で

青と白の空で

煙草吸いながらぼんやりと

昔を思い出してた


切れたと思ってた縁は

わたしたちが思っていたよりかなり丈夫で

何キロも離れていたわりには

以外とお互い大切にしていた

今度あなたも結婚するらしいから

この距離を越えて会いに行くよ

2年振りに会いに行くよ

おめでとう






精一杯跳んでも届かない

風の所為か

地面の所為か

靴の所為か

あの人の所為か

それともすぐ他の何かと疑うこの心の所為か

きっとそうだ






気まぐれな約束

翻弄されるのはわたしだけ





心を伝えて




この胸が裂けて

想いが溢れ出しそうなほどの

抑えの利かないわたしの心は

誰よりも小さく

何よりも無価値で

距離を埋めるほどの輝きも無い

それでもいつかこの想いは

アスファルトの上を転がってでも

あなたの元に届いてほしい

せめてこの想いは

泥の上に置き去りにされても

わたしの心が此所にあったことの証として

いつまでも忘れないで