こんばんは
昨日今日と暖かいですねぇ。
立春の暦通り
新年は旧正月の方が良くね?
これから暖い春がやってくるのが新年って方に合うと思うのだが…
どーでもいい?
ハイハイ┏(=_=;)┓
そんな暖い中、今日は一番嫌いな作業です。
指板作り。
流れとしては材を製材してフレット溝を切り込み寸法通りに切断してパーフリング、バインディング接着、そしてR加工。
嫌いなのはR加工。
手作業なんでね、マジキツい。
正確なRでストレートに作らないといけません。
エボニー硬いしセルはペーパーの目詰まりするし…。
接着前のネックのストレート出しと同じくこれも接着前に良いモノを作っておけばあとが綺麗に仕上がります。
自分に鞭打って手抜きしないように。とね。
出来た指板は早速接着。
明日はネック削りだぜ。
このペイントギター、ayakaさんが待ってるから早く早く…
指板の話だったんでついでにひとつ。
その昔?浜松に指板を専門に作る『ヤマウチ』という工場がありました。
そこが廃業すると言う話で見学に行った話。
さすが専門の工場だけあり機械も専用の物ばかり。ほとんどがそこの工場長の指が足りないオッサンが作ってました。
製品に関してもなるほど!という細な加工がしてある。
たとえばちょっと前に流行ったバズ○ェイトンチューニング、これは0f~1f間の距離を微調整して、より気持ちの良いチューニングにしようというもの。
開放でチューニングすると押弦の時若干シャープする。
開放の6個の音より押弦の音の方がはるかに多い訳ですから今のようにチューナーを使い開放で合わせてしまうとなんとなく違和感が出てしまうという事らしい。
だからバズ…は開放のスケールだけ短くしてその違和感を解消する特許を取った訳ですよ。
がしかし!ヤマウチさんはこんな事ずっと前から当然の事としてやってたみたいです。
多分ヤマウチの指板でギターを作ってる人も気付かないでしょう。
ヤマウチにしてみれば音程の合う指板を作っていただけですから。
昔から国産ギターの方が音程が良いというのはこういう陰の職人さん達のおかげでもあるのですね。
まぁバズ…さんは施工を免許制にして受講料やらなんやらで稼いでるらしいからなかなか普及しませんでしたね。
プレイヤーの為の技術じゃない(*+_+)
もうひとつ、指板の厚み。
指板の厚みはRがついてはいますが均一っぽいですよね。
しかしこのRが曲者で指板の幅が広くなるにつれ指板サイドの厚みが薄くなってしまいます。
このままだと完成品も0Fが厚くて20Fが薄く見える指板に仕上がります。
これを解消する為に円錐状にR加工する方法などがある訳ですけど。
昔ながらのやり方としては0Fと20Fの厚みを変えるんです。
わずかに0Fの方が薄くします。
すると指板サイドの厚みは均一になるのです。
当然ですね(笑)
但し、指板上で角度がついている事になるのでネックの差し込み角はこの指板に合う角度加工が必要になります。
昔から職人さんはいかにカッコ良いギターを作るか考えてたんですな。
なかなか製作ガッコや本で学べない事が職人さん達の仕事に隠されてます。
僕もASTで職人のオッサンらにいろいろ教えてもらいました。
活かせるか活かせないかはその人次第ですけどね。
それ以前に気付かないアパウも沢山いるのよ(笑)
おしまい。d( ̄_ ̄)グッ!






