ひとつひとつの細胞に。
流れ込んでくる。
爪の先から、髪の毛の先まで。

やさしさ?
あたたかさ?
なにもかもに包まれて。
どこと知れない場所に、意識が飛んでいく。
もう、いいよ。
もういい。
…いいんだ。

いまはただ何も聞きたくない。
ひとりは前をみて。
ひとりは左をみて。
もうひとりは右をみてる。

けど、同じ方向に歩いてる。
フシギダ。