こんにちは!ビアジェンヌ幹事のイチママです。
少し遅くなってしまいましたが、今月のビアジェンヌの会の開催報告をします。
今回のビアジェンヌの会は21名の方に参加いただき、
8月末にOPENしたばかりの『小割烹 おはし 』にて和食とスパークリングワインの
マリアージュを楽しみました。
今回は、ワインメーカー勤務のTOSHIさんによる講座も開催。
今回学んだことを、少しこちらで報告します。
今回の教室で学んだ「カバ」とは、シャンパーニュ(シャンパン)と同じ瓶内醱酵方式と
呼ばれる伝統的な方法で生産されるスパークリングワインのこと。
ブドウの品種がシャンパーニュとは違い、マカベオ種やチャレロ種などで作られます。
品質はシャンパンとほとんど変わらないけど、価格が安く、手ごろに楽しめるので、
近年人気が高まっています。
カバはスペインで生産され、そのほとんどがカタルーニャ地方で造られています。
その中でも今回教室で味わった「コドーニュ」というボデガ(ワイナリー)は、
450年前の16世紀半ば創立された伝統を持ったボデガ。
当初はスティルワインの製造をしていましたが、
1872年にスペインの伝統品種を使用してスペインで初めて
伝統製法によるスパークリングワインを造りました。
すなわち、カバの歴史がコドーニュの歴史!
1897年王妃マリア・クリスティーナによってスペイン王室御用達に任命され、
その後100年以上にわらり、スペイン王室のさまざまな行事で
コドーニュのカバが使用されています。
そのコドーニュのクラシコセコを、今回の教室で試飲しました。
ソフトな辛口のカバで、細やかな泡立ちが美しく、
和食のお料理と思いのほかマッチしました。
鶏そぼろの芋もちとも、お魚料理とも相性が良く、
意外だったのが、お豆腐とあわせた時がグッドマリアージュだったこと!
和食とカバってこんなに合うのかと思いました。
コドーニュは、できるだけ良いぶどうを収穫するために、
宇宙の衛星を使ったり、農薬を減らす最新の技術を使って、
できるだけ良いぶどうを収穫しようと努力している事を知り、ちょっと感動。
ぶどうの収穫も旬を逃さない為に機械で木をゆすり、
こぼれ落ちたぶどうのみを収穫しているそうです。
話を聞きながらコドーニュのカバを頂いていると、
カバの泡1粒1粒がキラキラどんどん輝きを増してきて、
ついうっとりしていたイチママでした。
ヨーロッパでは、一家に1本必ず高級泡もののワイン
カバやシャンパンが常備してあるそうです。
カバはどんな料理にも合い、食前、食中、食後のデザートにも
この1本でOKなので、急なお客様でも、カバが1本あれば、
なんとかなるからだそう。
私もいろいろなお料理とコドーニュのカバを合わせて
マリアージュを試してみたいと思いました。
ちょうど本日から始まるコリコドナイト(※)にスペイン
料理やお寿司やさんも入っていたので、できるだけ
色々チャレンジしてみようと思っています!
※)【コリコドナイト】とは?!
本日10月9日(火)~12日(金)まで、銀座コリドー街で
スペイン王室ご用達の「コドーニュ」のカバがグラス500円で楽しめます。
コリコドナイト参加店はこちら 。
(イチママ)