2019年3月30日、鎌倉山茶房さんにて読み語りライブ「セロ弾きのゴーシュ」を開催させていただきました。
企画・語り いわさきかずこ
歌・ピアノ・語り 村上通
ベース さがみ湘
この3人構成でのライブは、昨年の腰越でのライブ以来。
その更に一年前の3月にも鎌倉の大地の恵みGruというお店で開催しました。狙っているわけではないのですが、きっとこれも鎌倉が繋いでくださったご縁だと思っています。もちろん、快く承諾してくださった湘さん、通さんのお心があってこそです。
季節は春の盛り。鎌倉山の桜も満開の頃でした。
毎日お天気を気にしていたのですが、途中から雨予報が崩れず、当日までそればかりが心配でした。
自分たちのことよりも、この日を楽しみにしてくださるお客様や、遠方から想いを持っていらしてくださるお客様のためにも、鎌倉の桜を見て欲しいと、切に願っていたのです。
当日の朝は曇っていましたが、雨は落ちてこなかったので、なんとか持ってくれればそれで良いと思い、本番前のリハーサルに向かいました。この3人の音合わせができるのは、いつも本番の朝しかないのです。事前に調整できない自分もいけないとは思うので、次の機会にはなるべく事前リハができるように調整したいと思います。
その時しか合わせられないので、湘さんも通さんも真剣です。
私はピアノとひとつきに一度は合わせてきたので、自分のおさらいしながら、物語の世界に入っていました。
それでも、毎回思うのですが、このおふたりはさすがに百戦錬磨のプロ!初めてあわせた数曲を、話し合いながらも順調に進めていき、2時間を予定していたリハも、少し余裕を持って終わらせることができました。
よし、会場に向かおうと外を出たら、空にはお日様が。。
奇跡、、!
雨さえ落ちなければよいと思っていたのに、暖かくなり、桜もきっと気持ちよく眺められるお天気になったのです。ああ、もう感謝しかありません、、。
出演者は途中のファミレスで雑談をしながら昼食。この時間も大事なんですよね。一年越しに会う三人ですから、やはり心の距離を少しでも近づけておくことは大事なことだと思うのです。
そして、会場に向かう途中の車の中、青空の上を走るモノレールと、鎌倉山の見事な桜も見ることができました。この時間は、私にとっても本番前の心が落ち着く時間とつながりました。湘さん、お気遣いを本当にありがとうございました(*^^*)
会場に到着したら、すでに先に到着していたカメラマンの土屋さんが会場を整え始めていてくださいました。後からスタッフでいつもきてくれている仲間も揃い、みんなで会場設営。
出演者は出演のための準備があるので、こういった細かい会場準備を一緒にやってくださるのがは本当に有難いのです。ライブももちろんですが、ひとりでは決して出来ない。ひとりひとりの、力を貸してくださる方に、心から感謝なのです。
受付もお任せしてしまい、出演者は着替えやら準備。そして心の仕上げに入ります。その日はお店の二階を貸してくださいましたので、二階の窓から見事な桜を眺めながら、ゆったりと準備を整えることができました。感謝。。
一通りの挨拶の後、いよいよ通さんオリジナルの「あいにゆけ」から、ライブがスタートしました。
今回の選曲は、カバーをあまりいれずに、通さんのオリジナルを中心に選んだのですが、それが功を奏して余計なものを入れずにシンプルに仕上がったと思っています。それを感じ取ってくださるお客様もいらしたことがまた嬉しかったです。
物語の挿入歌のセットリスト
「道」
「星めぐりの歌」(ここだけ宮沢賢治さん作詞作曲のカバー)
「荒野に希望の芽」
「絵描きうた」
「物語」
本当に自然な流れになったのは、選曲もありますが、そのように物語りに合わせて歌ってくれた通さん、そのイメージを膨らませてくれた湘さんの力があってからこそだということも、付け加えておかなければなりません。
楽団の中で、一番演奏が下手で、いつも学長に怒られていたゴーシュ。毎晩必死に練習していたところ、いきなり訪ねてきた失礼な猫や、カッコウ、小太鼓の係りのたぬき、ねずみの親子などに出逢い、セロの調子も良くなって、弱点も克服してゆく。そして最後にはちゃんと努力が実って、大喝采を受ける物語。
私も毎日のように物語を読み込んで、その本質をようやく感じ取れたような気がするのです。本当に宮沢賢治作品は深いので、まだなんとなくですが。だからこそ、何度読んでも味わいが深い作品だと思うのです。
通さんとのピアノの音と語りのリズム、そしてそれを支えてくれた湘さんのベースのおかげもあって、気持ちよく語りも進んでいったのですが、やはり課題が残りました。クリアできていれば、もっと思いきりなパフォーマンスが出来たのに。でもそれはすべて言い訳になるので、必ず次に繋げようと、またひとつ、目標を作ることができました。
沢山のお客様にいらしていただけました。
前述したように、前日までは天気予報も良くなかったのに、当日キャンセルはひとつも出ずに、用意していたお席がすべて埋まりましたこと、改めまして感謝いたします。
そして想いのこもったお花、お土産の数々、、本当にもったいないくらいに幸せな一日になったのは、そうしたお客様のひとりひとりの想いと、もちろん力を貸してくれたスタッフ、大事な記録を残してくれたカメラマン。そしてお店を貸してくださったマダム。このときをまた一緒に造ってくれた、湘さんと通さんに、言葉では言い尽くせないほど、本当にありがとうございました。
そして追記のようになりましたが、ライブの後のアンコールに添えた、カバー曲ではありますが「桜」の歌が、今日その時に、その日限りの時間を一緒に紡いでくださったみなさまへ伝えたいと思いました。少しでもその心を感じていただけましたら、幸せです(^-^)
**写真は土屋さんから拝借しました。いつも素晴らしい記録を記憶に残してくださいまして、ありがとうございます(*^^*)














