toto対象外の分については出来次第この記事に追加します。
→字数制限に掛かってしまい別記事【2016 J2 第3節 toto対象外5試合予想】になりました。
J1全試合については前記事【第829回 toto 予想(2016 J1 第3節 全試合)】を御覧ください。
札幌 VS 愛媛
予想:前節良い内容の札幌も愛媛相手は引分が本命◎、次点は新戦力の活躍に期待して札幌△
札幌MF小野は肉離れのため別メニュー調整が続いています。
同じく前節欠場のMF稲本については出場の可能性もあるようです。
札幌は前節アウェイで岐阜と対戦し、序盤からサイドで上下に上手くボールを動かし相手最終ラインにギャップを創らせ、そこをうまく使って崩しきるサッカーで主導権を握りました。
結果として開始10分までに4本のシュート、うち3本が枠ない惜しいところに行き、かなりの期待を抱かせる入りになりました。
先制点は22分、マンツーでの守備を狙う岐阜に対し、うまく人とボールを動かして中央で宮澤が受けるとひとりを躱して良いシュート、これはGKに弾かれたものの詰めていた都倉が押し込むことで生まれました。
33分には左サイドを崩して、やはりまた中央でうまく受けてのシュートで相手のハンドを取ってPKで追加点、さらに41分にはカウンターからのファークロスに体勢を崩しながらも進藤が足の裏で無理やり折り返し都倉がハットトリックを達成、おまけは43分、これも前を向いてボールを奪おうとする岐阜の守備をうまく躱して2対2の場面を創るとラストパスを岐阜DF岡根がスライディングクリアを失敗してオウンゴールで前半だけで4-0となりました。
後半は4点をリードしたことでやや後ろに重心を置いたことと、岐阜はカウンターを狙ってきたことで、危ないシーンもありましたがGKク・ソンヨンの好セーブも光り0封、小野稲本の両ベテランを怪我で欠きましたが新戦力のジュリーニョが収められて攻撃の組み立ても出来ることを見せ、内容的には危なげない勝利を収めています。
札幌の弱点と挙げるなら前線で収められる自信のある選手がいることで、後ろからロングボールを放り込むことが度々ありますが、これに中盤が連動して前にいけていないところがあり、結果として間延びしてしまう事が散見され、こういう時にセカンドボールを収められないとカウンター気味に自陣バイタルでボールを簡単に持たれてしまうきらいがあるという点になるでしょう。
愛媛は前節ホームに山形を迎え、開始4分で山形FW大黒に抜けだされGKと1対1の場面を創られ、これはセーブしたもののいきなり大ピンチとなり山形にペースを与えてしまいます。
結局その3分後、7分に中盤の不用意なパスをインターセプトされ大黒に縦パスが入って先制を許す難しい展開に。
1点を先制したことで無理に2点目を狙ってこない山形は愛媛にボールを持たせて自由な攻撃を許さず。
後半に入ってもずるずると時間だけが過ぎる展開でしたが、愛媛は66分に瀬沼に代えてドリブルに強みのある白井を投入、それでもなかなか山形を崩し切れない愛媛でしたが88分についに右サイドを白井が突破しドンピシャクロスをサカノが頭で押し込み土壇場で同点に追いつきます。
これで一気に元気になった愛媛が残り時間少ない中で攻勢に出ましたが、スコアはこのまま動かず1-1引分に終わっています。
やはり愛媛は昨季からほとんど選手の入れ替えもないことでちょっと対戦相手に研究されてしまっているかなという印象ですが、それでも焦れずに堅守の山形相手にしっかり同点弾をもぎ取ったことは評価できるでしょう。
愛媛木山監督の前節終了後インタビューがなかなかわかりやすいので引用掲載しておきます。
[ 木山 隆之監督 ]
ホーム開幕戦ということもあったし、アウェイでの開幕戦(清水戦)でしぶとく勝点1を取ったので、今日の試合で勝点3を取れれば、本当に望んだ通りのスタートになるということで、それに向けて選手たちのテンションも高かった。ただ、そのテンションの高さが、力のある相手に対して逆に出てしまった。イージーなプレーで裏を突かれて失点するビハインドからのゲームになった。力のある相手に対してビハインドを背負って、相手が構えて守る状況の中で攻め手を見いだせなかったが、粘り強く自分たちがボールを動かすことをやりながら、ないスペースをうまくこじ開けようと努力していた。それが最後の1点に実を結んだことは非常に良かった。厳しい試合が続くと思うが、こういうゲームでビハインドをはね返す意志も見せられた。それをポジティブにとらえたいし、前節を含めて、昨季J1だった2チームに負けなかった。次の希望につなげて力強くやっていきたい。
前節の対戦相手からすると札幌を過大評価もできませんが、個人的にはジュリーニョとマセードの新外国人コンビ、特にジュリーニョが器用なことに驚きました。
ただ、やはり札幌は良いシュートが打てる割には決定力は安定していないという印象もあるため、守備で集中力の高い愛媛が相手ということもあり、引分を外すところまでには至らず。
愛媛は愛媛で今のところとにかく守備から入る試合が続いていることと、特に前節はMF河原が目立たせてもらえなかったことを踏まえあまり得点力には期待できずということになります。
というわけでここは引分が本命◎、次点は難しいところですが戦力積み増しが出来ている札幌が僅かに優勢かなという感じです。
過去戦績は札幌の9勝4分8敗、札幌ホームでは6勝3分2敗となっています。
昨季は札幌ホームで愛媛が1-0勝利、愛媛ホームでは0-0引分となっています。
清水 VS 松本
予想:昨季は2連敗の清水だが、今季の積み増しを考え期待したいところ、引分◎、清水◯
清水は前節アウェイで長崎と対戦し序盤から攻勢を握りました。
15分頃にはやや押し込まれ始めましたが、これを逆手に取って縦1本でFW北川がサイドに抜けだし中に入ってきたFW大前にグラウンダーのマイナスクロスを入れて先制に成功、FW2人だけで点を取りました。
スタメン8人が新戦力ということも影響したとは思いますが、出鼻をくじかれる形となった長崎はその後もなかなかペースが掴めず、ほとんど清水に脅威を与えることなくその後もミドルで追加点を許し最終的に3-0で清水が勝利しています。
やはり特に攻撃面では清水の攻撃力はJ2屈指と言って良いでしょう。
ミドルシュートでもかなりの精度を誇れることはブロック守備の多いJ2においては重要な鍵になりそうです。
ここまで2試合の相手は愛媛、長崎とそれほど攻撃力が高い相手ではなかったものの、昨季の出来から考えてこの2試合を無失点で終えられていることは評価に値して良いと思います。
ただし、長崎戦では集中自体はしていたものの、何度か裏を取られるシーンもあったので大量失点はしないと考えてはいますが1失点についてはある程度の相手以上では考えておくべきかなと思います。
長崎戦では攻守両面において良い動き出しが出来ていました。
対する松本は前節アウェイで横浜FCと対戦、
開始直後のバタついた中で最終ラインから縦1本で仙台から新加入の山本が抜け出し、角度のないところから思い切りの良いシュート、これが向こうサイドネットに突き刺さり開始40秒で先制に成功します。
その後も集中力高く、前線からのプレスもしっかりしており帰陣も速く、縦に速くを狙う横浜FCに対しポゼッションは与えるもののほとんどチャンスらしいチャンスを与えず。
ただ、ボールを保持した時には松本のパスミスも多く、前半松本が良かったという以上に横浜FCが悪かったといったほうが適当かなとも思います。
そんな中前半34分に松本が獲得した直接FKを宮坂が直接狙い、これは惜しくも弾かれるもののこの流れから得たコーナーキックで飯田がドンピシャヘッドであわせ追加点2-0とします。
松本というと昨季は岩上のロングスローとFKでしたが、今季はロングスローこそなくなったものの、宮坂が加入したことで相変わらずFKの精度は健在です。
また、後半59分に得たFKではサインプレーが炸裂し、またも惜しいシーンを創るなど、やはりセットプレーで強みを見せた松本です。
後半はビハインドを背負う横浜FCがよりアグレッシブに、リードを奪った松本がやや構えることとなったことで、かなり横浜FCに自由にボール回しを許す時間も多く、コーナーキックから複数回の危ないシュートをもらったものの体を張ったブロックとシュミットダニエルの好セーブで結局無失点2-0勝利を収めています。
かなり難しい昨季J1同士の対戦ですが、清水は攻撃力に強みがあり、松本は守備力に自信を持っているチーム。
松本からするとセットプレーで清水は粉砕できると考えていそうでもありますが、小林監督になって清水の守備力は着実に向上しているため、そんなに簡単な試合にはならないでしょう。
ブックメーカーで勝負するかは微妙なところですが、私としては引分は確かに外せませんが、この2試合を無失点で切り抜けられて攻守の動き出しでも明らかに昨季よりも数段良くなった清水に期待したいところです。
というわけで引分◎、清水◯とします。
過去戦績は昨季のリーグ戦2試合のみ、こちらはいずれも松本が1-0勝利しています。
岡山 VS 京都
予想:僅かに引分もちらつくが、ここは岡山本命◎
岡山は前節ホームで千葉と対戦、
序盤はやや押し込む展開でしたが20分頃からはフォーメーションのミスマッチもあり、左右スライドのギャップを狙われてほとんどボール保持できなくなってしまう苦しい展開になりましたが、昨季の岡山も押される時はこんな感じでそれでもゴールはなかなか割らせなかった通りにこの試合でも決定機は創られたものの無失点、また、ボールが持てなくても時折獲得したセットプレーでは惜しいチャンスも創れていた前半でした。
後半も慌てずにまず守備をしっかり考え、奪ってもそれほど縦に速くではなく、しっかり左右に振って相手のバランスを崩すことと前線に人数を掛け、クロスで崩してのゴールを狙い、後半6分にその狙い通りの形から押谷がヘッドで決めて先制、これにより楽な展開になるかと思われたものの、やはり千葉もさるもので右サイドからのクロスで決定的な場面を創るなどで岡山ゴールを脅かす時間が増えましたが、なんとなんと同17分にまたも同じように左右に振ってからの押谷のヘッドで岡山に追加点が生まれます。
これにはたまらず千葉関塚監督も長澤、吉田眞紀人を同時投入して反撃の望みを託し、岡山は2得点の押谷を下げ豊川雄太を入れるある意味余裕の交代。
しかし井出遥也に代わって入った長澤に同25分に1点を返されやはり予断は許さず。
ただ岡山は同32分にはシャドーの伊藤大介を下げてボランチの島田を入れ、同37分には矢島に代えてFW久保を投入しワンチャンスは諦めないまま守備固めを行いこれに対応。
やはりリードしていることで試合終了まで押し込まれる形にはなりましたが、そこまでは危なげもなくゲームを終わらせ2-1勝利としています。
対する京都は前節アウェイで町田と対戦、
試合開始から積極的に来る町田が序盤からFW鈴木孝司がよくボールを収め、右サイドを中心に攻勢を強めてきましたがミラーゲームということもあり、そこまではシュートはやらせず、前半は京都にチャンスは少ないながらもその少ないチャンスではクオリティの高さは示せたといえば示せました。
前半終わり際に京都はサイドの山瀬と交代でエスクデロ・セルヒオを投入し流れを掴もうとしましたが、後半最初のチャンスはやはり町田、2014年J3得点王であるFW鈴木光司が最終ラインを個人技で突破しシュートを放つも惜しくも枠外。
しかしやはり選手交代が効いた様子で、京都もエスクデロが積極的に中に入り、クロスにフリーでヘッドで合わせるなどで決定機を創出(枠外)、同サイド前のエスクデロが中に入ることで前方が空きやすくなった石櫃も積極的に上がってきて町田を押し込むようになりました。
そうしたなか町田のFW鈴木光司が負傷し担架での交代となってしまいます。
これにより町田はより一層決定機が創れなくなり、久しぶりのチャンスと思えたセットプレーをショートパスで変化をつけようとしたところで痛恨の連携ミス、インターセプトからそのまま京都のロングカウンターを許し、町田も必死に戻りましたが、京都の逆サイドの賢明に上がってきており、最後はMFアンドレイが押し込み待望の先制点を挙げます。
このまま試合終了かに思えましたが、後半ATに町田が意地のクロスに中島が意地のヘッドで追いつき1-1の引分に終わっています。
京都はこれで2試合連続での追いつかれての引分、攻撃面での迫力は十分ですが相変わらず横綱相撲が出来ません。
京都のエクスデロはちょっと怖い存在ですが、岡山の堅守と落ち着いた攻撃の方が現状は一枚上手かと思われます。
岡山は昨季よりもセットプレーでも惜しいチャンスを創出出来ているのもポジティブな点ですので、ホームの今節はぜひとも引分ではなく勝ち切って連勝といってもらいたいものです。
どうしても決定力の部分ではもう一つ高いところまで上がってもらわないと勝利単独で勝負するのは怖いのですが、今回のtotoの顔ぶれではここは岡山シングルとするのが妥当と思われます。
過去戦績は岡山の3勝4分3敗、岡山ホームでは2勝1分2敗となっています。
昨季は前半戦岡山ホームで岡山が2-0勝利(京都和田監督解任前)、後半戦は京都ホームで0-0引分に終わっています。
C大阪 VS 群馬
予想:難しいがダブルにするなら両天秤以外か。私は穴を狙って引分+群馬のダブル
C大阪は前節アウェイで水戸と対戦し、やはり圧倒的な個の力を攻撃面では発揮したものの、適材適所という点では少し疑問があり、案の定守備面では甘さも目立つ内容に。
攻撃が良かったというものの得点は前半ATのキム・ジンヒョン→柿谷で奪った1点のみ、自動昇格を狙うには攻守、精神面でまだまだといったところです。
守備面で甘い理由の大きなところはボランチのソウザが組み立て面でまだまだ合っていないことで、ボール奪取というところでは高い個人能力は見せているものの、奪ってからの展開がおろそかで、これがためにノッキングを起こすことが度々、また同じく山村和也もムラッ気が高多いので安定性に欠けています。
ただGKキム・ジンヒョンの壁があるため、対戦チームがC大阪から得点を奪うにはこの壁をどうにかしなければいけません。
攻撃面では完全に崩しきっていながらフィニッシュで杉本健勇が宇宙開発をし始めたりすることも得点力の課題といっていいでしょう。
結局は攻守両面で精神面を大きく向上しないと終盤になるほど昇格という意味では厳しくなりそうです。
対する群馬は前節ホームで金沢を対戦、
たがいに4-4-2のミラー展開で、序盤は金沢の前線水永と山崎がなかなか良くボールを収め、2列目からは古田のドリブルもあったりで若干優勢に立たれましたが、やはりミラーということもあり、また金沢は戦術が綿密な上で新加入選手のスタメンも多いということでカウンターなどで急所を狙ったパスが少しずれることも多くほとんど決定機は創れず。
そうこうしている内に群馬が徐々に自信を持ち始め、守備でも金沢にパスコースを与えず良い押し上げプレスを見せたり、攻撃では開幕戦2ゴールのルーキー瀬川がベンチからの「挑戦しろ!」との声に呼応して右サイドを果敢に攻め、32分にやはり同サイドを突破してのクロスにファーサイドに高橋駿太が飛び込み先制に成功。
37分には金沢のセットプレーからFW水永にダイビングヘッドをドフリーで打たれましたがこれをGK清水がスーパーセーブすると続く42分に金沢スローインからのセカンドボールを左サイドで船津が奪って前に運び思い切り良くミドルを振りぬき、これがポスト内側にドンピシャで当たるスーパーゴールで2-0と突き放します。
しかし金沢もこれで意気消沈どころか改めて球際で積極的になり、押し込んでコーナーを獲得するなど得意の形で攻勢に出ると前半ATにロングスローの流れからクロスでうまく変化をつけDF作田が押し込み1点を返して前半終了。
後半はビハインドの金沢が全体的に若干押したかなという展開でしたが、両者とも内容自体は前半とそれほど変わらず、前半に生まれた両者のゴールも立て続けでしたので内容的にもほぼ互角、出足の鋭さと個人の突破力で群馬が上回った分、より勝利が近かったかなという印象です(服部監督は試合前インタビューで「金沢さん相手に崩しきって奪うのは難しいだろうから、少しでもゴールが見えたら積極的に狙って行きたい」というような発言をしており、群馬2点目はまさにそんなミドルシュートだったので采配的中でした)。
そんなわけで今季の群馬は昨季のワンボランチからツーボランチに変更したことで守備が安定、狙いの基本はミドル・ショートカウンターとサイドの突破で今のところ相手の僅かなトラップミスも逃さない出足の鋭さを持てているのでなるほど納得の2連勝です。
セットプレーの守備では金沢相手にちょっと危ないシーンも散見されましたが金沢のセットプレーのクオリティはJ2上位なので昨季終盤のようにモチベーションが低くならないかぎりは順調に勝ち点を伸ばしていけそうです(単純にはずれだったのかもしれませんが、開幕2試合中1試合でチアゴひとりがベンチ入りしただけに留まっている新ブラジル人トリオもまだ控えていますしね)。
さてそんなわけでジャイアントキリングあるかどうかの難しい試合になります。
昨季の群馬は全体的には成績が振るわなかったですが、C大阪にホームで2-0、アウェイで2-1勝利していたり、アウェイ大宮戦で1-1引分にしたり、アウェイ千葉、アウェイ磐田戦で2-1勝利していたりと気持ちを見せた時の迫力にはとんでもないものがありました。
昨季の主力江坂こそ移籍してしまったものの、今季のルーキー瀬川の出来も江坂にまったく劣っていませんので、ここは1発ありえます。
それでもC大阪も昨季と比べれば戦力的には大幅に上回っているので、監督が間違わなければ本命はC大阪なんですが、正直間違わない可能性のほうが低そうです。
しかしGKキム・ジンヒョンの壁が厚そうなのがやっかいな点でもあり、ここは選択肢としてはC大阪勝利+引分のダブルか、引分+群馬勝利のダブルという選択肢が内容を考えた場合の2通りとしてあるかなと思われます。
穴予想を示唆している手前、ここは私が先陣を切って後者のダブルで勝負することにします! が、柿谷がきれいに抜けだしちゃったら潔く諦めるつもりでもあります(ノ´∀`*)
過去戦績はC大阪の8勝1分4敗、C大阪ホームでは4勝3敗となっています。
昨季は上述の通り、群馬が2タテを達成しています。
山口 VS 町田
予想:山口◎かと思いきや実は深そうな試合、ちょっと自信を削られたので山口◯
こんなに早いタイミングで昇格組対決です。
山口は前節前半にMF望月が負傷交代しているため、今節の出場が危ぶまれます。
町田FW鈴木孝司は前節負傷のため、今節の欠場が濃厚です。
山口は前節アウェイで北九州と対戦し、序盤から積極的に裏を突いた攻撃で得点の匂いを感じさせ、中央に楔を入れて再度展開を狙う北九州はエース小松が不在ということもあり、セットプレーでは少し危ない場面も感じさせるものの全体的に山口がペースを握る展開に。
守備においても基本積極的でありつつも、遅らせるべきところは遅らせて構えを作ったりも出来ており、奪ってからの速攻と遅攻も正しく判断して織り交ぜていることで、ふとした縦パス1本で相手のバランスを崩すといったことが非常に効いていました(ただし37分の場面では速攻を判断してパスミスからピンチを招いたのは1-0の前半終了前という意味では反省すべきとも思われます)。
特に守備は前から積極的に行く場合にしっかりと後ろも連動してプレスが出来ていたのが印象的でした。基本と言われていることですがこれが出来ないチームは多いです。
そんな訳で19分に岸田が裏抜けに成功しGKとの1対1を冷静にループ気味に決めきってJ2初ゴール、昨季J3で34試合32得点の怪物(褒め言葉)が開幕2戦目にしてあっさりとゴール出来たというわけで今後波に乗ってくる可能性は高いでしょう。
※山口は前線の動き出しが良いのはもちろんですが、後ろから狙ってくる縦パスが怖いのでこのボール供給元にしっかり行けないと抑えこむのは難しそうです。
この得点で自信をつけた山口がその後も運動量豊富に北九州を押す展開、北九州はコンパクトな山口の陣形をなんとか間延びさせようと縦ポンを狙い始めましたがやはりなかなか収まらず、セカンドボールを山口に拾われて再攻撃を受けるという悪循環に。
後半も14分に北九州の本山が入るまでは前半と大勢は変わらず山口がタイミングよく裏を狙って北九州を苦しめる展開でしたが本山が入ってから山口は前半から飛ばしすぎたことも影響してか、北九州に前線でタメを作られるようになり、徐々に北九州にペースを握られ始めます。
ところがそんなこれからという時であった後半26分に北九州DF寺岡が2枚目のイエローで退場、人数でも山口が有利に立ちました。
ただ、この直後には中央本山の左への展開から右の池本、最後は入ってきた風間という形で北九州に決定機、これは同じく雪崩れ込むように戻ってきた山口DFが体を張って阻止しましたが、やはりJ3からの昇格1年生であることは確かなので、山口にはまだ過度に期待するのも危ないかなと思わせるようなところも散見されます。
これで肝を冷やしたのか山口はまた運動量が戻り、追加点を狙ってまたも攻勢を強めましたがラストパスやフィニッシュ精度で精彩を欠き追加点は生まれず、逆に90分にはGKと1対1の場面を創られる決定的なピンチを迎えるもこれは相手が外してくれて助かったりとやっぱり昨季はJ3というようなところはありましたが、
対する町田は前節ホームに京都を迎え、前半は長い時間を京都陳内で費やすなど押し込みましたがミラーゲームということもあって完全に崩すというところまではなかなか行かず、後半19分にはエースFW鈴木孝司が負傷交代するアクシデントもあり、同26分には自分たちのセットプレーでの非常につまらないミスからついに先制を許してしまいましたが、それでも諦めず後半ATにクロスを中島祐希が決めて1-1の引分に終わっています。
町田は一言で言うなら攻守において非常に意欲的なチームです。
守備は4-4ブロックですが最終ラインができるだけコンパクトに保とうとしてサボりません。これにより2列目も後ろから背中を押されるように高さを保てるのでプレスに行きやすく、前線は味方がボールを奪った時は当然ですが、相手がブロックを嫌がってボールを下げても積極果敢にこれを狙いに行き、これによっても最終ラインをぐっと押し上げることができるので、まさしく全員攻撃、全員守備というサッカーになります。
また、人数を掛けてくることから分かる通り、基本的にはなるべく崩そうとするのですが、今はまだJ2の守備能力が見極めきれていないようなところがあるのか、ラストパスが引っかかってしまうことが多いです。
その一方で鈴木崇文、矢澤の両サイドは良いミドルも持っていますし、京都戦ではセットプレーでミスはしてしまいましたが、それだけ豊富なサインプレーも持っているということなので、攻め手の種類は十分、あとはJ2でもしっかり点が取れるという自信があればというところかなと思います。
昨季のJ3でも36試合18失点とリーグ2位に10点差を付けてのリーグ最少失点ですので、守備には自信を持っている様子です。
ただやはりディヴィジョンが上がると攻め手の種類も増えてくるので今の守備が通じない相手とぶつかった後に今の自信を持ったままでいられるかに注目です。
また、ベンチメンバーまで含めて考えると交代で流れを変えられるという風ではないので、切り札を抱えるチームも多いJ2では交代策で差がついてしまうこともありそうです。
今節はかなり両者コンパクトな前後に激しいサッカーになりそうな予感ですが、町田はFW鈴木孝司の離脱が非常に痛いところで、山口はエースの岸田が前節得点できていることで波に乗りかかっていることが脅威です。
やはりそんな風に考えるとハードワークの町田ではありますが、ここは山口が本命◎なんですが、面白いのは昨季3度対戦して最後の対戦こそ山口が3-1勝利しているものの、前半の2試合についてはいずれも町田が勝利していることです。
なんだかんだで町田は昨季J3でたった4敗しかしていないことを重視するなら町田よりの買い目も十分理解できます。
ただ、前節の山口は1得点止まりとはいえ、惜しくもオフサイドでノーゴール判定だったものもあったので、町田よりで買うとストレスの多い試合にはなりそうです。
FW鈴木孝司がいないとはいえ、J2に上がって町田のほうが積極補強はしていたりもするし、開幕から2試合の結果だけ見れば両者とも似たようなものでもありますから、実はとても難しい試合ですね(;´Д`)
これは山口◎はやめて、一応◯止まりにしておきます。
熊本 VS 東京V
予想:清武絶好調の熊本が本命◎
熊本は前節アウェイで徳島と対戦、
徳島が人とボールを動かしややポゼッション気味に狙ってくるのに対し、熊本は一貫して縦に速くのカウンター狙い、ある意味でお互いの思惑一致の戦いは得点こそ終盤まで入りはしなかったものの互いに見せ場を作りあった好ゲームとなりました(熊本が1-0勝利)。
昨季までの熊本というと夏場だろうが90分走りきれる体力を売りにしての90分通してのプレッシング、しかし決定力に欠けるところと激しく動く分、90分中で考えると致命的な場面を迎えることもままあり、最後はGK頼りになることも多くありましたが、昨季途中に決定力の部分では清武功暉を、GKはシュミット・ダニエルをレンタルで補強、これが功を奏して勝ちきれるゲームが増えました。
今季はシュミット・ダニエルこそ移籍してしまったものの清武功暉は期間を延長して健在、チームの攻撃面すべての核としてチームを引っ張り、開幕戦ではPK獲得とそのPKでのゴール、前節はコーナーキックからのアシストを記録とリーグは違うものの兄・清武弘嗣と同じかそれ以上にチームにとって重要な選手になっています。
そしてシュミット・ダニエルが抜けた穴については今季からは場合によってはしっかりとブロックを構築できるようにもなったことで全体的な守備の安定感が向上しており、ここ2試合クリーンシートとその穴を感じさせていません。
とにかくカウンターに非常に迫力があり、起点自体が清武になることが多いのでフィニッシュは他の誰かということで決定力についてはそこまで高くはないものの、これでFKを獲得できるケースも多く、キッカーとしての清武が直接でも間接でも素晴らしいボールを蹴るため、1点を奪って勝ち切れるチームになっています。
また前節は途中から入った新加入FW斉藤恵太がゴールを決めたのも非常にポジティブな点として挙げられます。
対する東京Vは前節アウェイで讃岐と対戦、
序盤はどちらもしっかりプレスにいってどちらつかずの展開ながら、前にスペースが有れば個人技の光る東京Vに対しての讃岐のブロックからのプレスの方が良く効いたかなという印象。
東京Vも讃岐得意のカウンターはさせていなかったのですが、前半12分に左サイド深くから一度戻したボールをそのまま中へ放り込まれ、守備はついていたのですがこのボールを讃岐MF永田にうまくトラップそして反転されシュートを許し、これが良いコースに決まって先制を許してしまいます。
その後基本的にポゼッションはしっかり握る東京Vのでしたが、いってみれば完全に持たされたゲームで前半終わってシュート1本(枠内0)という体たらくぶり。
後半は南秀仁を入れたり、早い段階からアラン日にェイろを入れてより積極的に、ミドルシュートも織り交ぜて讃岐ゴールをこじ開けようとし、讃岐のブロックも前半よりも下がり気味になったため、ボランチの位置で自由にボールがさばける展開となり惜しいところまでは何度も行きましたが肝心なところは讃岐も許してくれず、逆に痛烈なロングカウンターを度々食らったりと、ボール保持率ほどに内容ではリードしていたわけではありません。
そして74分に讃岐GKのパントキックから一気に運ばれ、讃岐の落ち着いた左右の振りに完全に崩され追加点を許し万事休す。
後半AT入ったところで途中出場の平本がクロスの折り返しをねじ込み1点は返したものの1-2で敗れています。
今季の東京Vは一味違うとサポーターの方々は仰っているらしいですが、J3出来たことも影響しているようで、J2各チームの今季のチーム作りはどこもしっかりしています。
そういう意味で昨季から東京Vが伸びたかというと私はそれほどそんな風には感じていません。
今のところ今季もブロックを前にすると崩すのに手を焼く東京Vであり、今季はブロック構築も出来るようになった熊本であり、カウンターに弱い東京Vとカウンターが強みの熊本ですので、ここは熊本勝利を本命◎とします。
過去戦績は熊本の7勝2分6敗、熊本ホームでは3勝1分3敗となっています。
昨季は互いにアウェイで勝利し1勝1敗となっています。
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