矢崎総業の太陽熱温水器でできるお湯をお風呂で使っています。
夏場の晴天時には、水温が55℃近くにまで上がっていましたが、11月後半のこのごろは快晴の日でも40℃程度までしか上がりませんでした。
温水器のガラス面の汚れも一因かと考え、二階の屋根に上がりました。
1年8か月前に掃除しましたが、結構汚れがついていました。
濡れ雑巾で汚れを拭き取っていきました。
これで1割ぐらいは効率が上がることを期待しています。
わずかな水漏れを見つけました。
どうやらオーバーフローを起こしているようです。
高さが怖いのですが、明日もう一度上がってみようと思います。
屋根の上から周りを見回してみると、太陽熱温水器を取り付けている屋根は数軒しか見当たりません。
太陽熱温水器のエネルギー変換効率はたいへん優れていて、ソーラー発電が10~20%であるのに対し、太陽熱温水器は50~60%の変換効率です。けれども、日本では太陽熱温水器はあまり評価されていないようです。太陽光発電システムとは逆に減少傾向にあり、太陽熱温水器を新しい家で見かけることは、まずなくなりました。
古い資料で、財団法人電力中央研究所の平成20年6月の報告「太陽熱温水器の普及はなぜ停滞しているか」によると、その理由として、①必ずしも優れていない経済性(投資回収に6~11年を要し、条件によっては耐用年数内に投資回収が困難な場合がある)、②開発の遅れ(利便性、快適性を高める製品開発が十分でなく、燃費節約以外の魅力が訴求されてこなかった)、③優れた競合技術の登場(太陽光発電、エコキュートの環境性、経済性の面での訴求力から、メーカーや販売店が営業リソースをこれにシフトさせた)、④効果的な支援政策の不在などをあげています。
総務省統計局の「平成30年住宅・統計調査」によれば「太陽熱を利用した温水機器等あり」は262万戸、住宅全体の5.3%となっています。その後の動向について知ろうと思いましたが、最新の「令和5年住宅・統計調査」ではそもそも「太陽熱を利用した温水機器等あり」の調査項目がなくなっているようです。
調査主体が変わりますが、環境省の「家庭部門のCO₂排出実態統計調査」(令和4年度)によると、「太陽熱を利用した給湯器」を使用している戸建住宅は 2.1%とのことです。
11年前に9社あった製造メーカーは、さらに減少しているかもしれません。
屋根に載っている太陽熱温水器は二代目で、2014年1月に設置したものです。
ほぼ投資回収し終わったと思いますが、新たにこれから修理費用が掛かりそうです。
今回の水漏れ原因がオーバーフローとした場合、修理部品のボールタップは4,000円程の見込みです。



