かつて暮らした下宿に、野球部の高1がいました。
この人が何を思ってか、バリカンを持ってきて、散髪してほしいと言ってきました。
それをきっかけに、下宿の何人かの散髪をしました。
それから時を経て、三台目のナショナル製バリカンを使ってきました。
これは20年前に買ったものです。
内臓バッテリーは使えなくなっているものの、まだ現役です。
ところが先日、6mmのアダプターを付けて自分の髪をカットしているときに、アダプターがはずれてしまい、6cmほど剃り上げてしまいました。アダプターが緩くなっていたことに、あとで気が付きました。
そこからあせって修正しようとしますが、ますます傷口を深くしてしまいました。
なんとか剃り上げてしまったところの段差をゆるやかにしようと思い、そのあとすぐにパナソニックの新しいバリカンを購入しました。
新旧を並べてみると、水洗いがしやすいようスライド式の開口部が設けられているほかは、ほぼ同じようなデザインでした。
バッテリーは、NI-CdからNi-MHにかわっています。
充電アダプターは全く同じ規格のようでした。
試しに新しいアタッチメントを古い方のバリカン本体に付けてみると、たいへん具合よくはまります。
取り付けの爪の部分が旧型より長く、丈夫に改良されているようでした。
このまま古い方のバリカンを使って、髪の修正作業を行いました。
髪が伸びるまで恥ずかしさをしのびます。
アタッチメントだけしか新しいものを使わなかったので、これだけ入手できないものかと検索してみました。
するといくつかあって、ヨドバシカメラが最も安価に購入できるようでした。
これが330円でした。
こうして、バリカンは図らずも二セット持つことになりました。
20年前の家電製品のアタッチメントが個別に入手できることに驚きました。
GPTに聞くと、業務用の機器やロングセラーの小型家電は20年以上も同じアダプター規格を使う例があるということでした。
そして、松下電器の「アタッチメントプラグ」は、1918年に登場したものが基本構造は今も同じで、現在も製造されていることを教えてくれました。
松下電器の草創期の大発明、二股ソケットから直接電源を取りたいときに使うものです。
夜間に、電灯と電気アイロンを同時に使いたいときなどに使用されるもので、大正時代の大ヒット商品です。
(画像はアカリセンターのホームページから拝借しました。)
これが、今も同じ規格で製造され続けているとは !
かつて大阪で一人暮らしをしていた伯母は、電化製品はすべてナショナル製でそろえていました。






