長く物置状態になっていた部屋を整理し始めました。

 

段ボール箱で7つほどの物を処分し、ようやくスペースができてきました。

安価なプロジェクターを買って、You TubeやAmazon Prime ビデオの映画を観たりしています。

 

 

 

紙類を整理していて、「オーケストラの少女」の映画パンフレットの復刻刷りを見つけました。

これは、映画雑誌の付録だったかと思われます。

 

 

 

 

ボーンマスのDISCOGRAPHY社から取り寄せたSPレコードが、思いがけないところから出てきました。

主演のディアナ・ダービンのものです。

入手したころの傾倒ぶりを感じます。

 

 

 

 

この映画、「オーケストラの少女」との出会いは、40年近く前でした。

そのころ住んでいたところの近くの図書館で、「名作映画を観る会」という催しがありました。

小説家・童門冬二氏の解説付きであったのにひかれ、出かけたように思います。

 

童門冬二氏の解説は、上映前にありました。

氏は、この映画の前に同じヘンリー・コスタ監督の「天使の花園」という映画があり、「オーケストラの少女」は言わば二匹目のどじょうをねらった映画であったが大ヒットしたこと、1937年封切という年代は、ニューディールが行われていた頃であり、この当時の映画を「善意の映画」と類型づけたいといったことを語られました。

 

たしかに、善と希望を感じさせる内容が強く印象に残りました。

 

 

 

この「オーケストラの少女」がAmazon Prime ビデオにあることを知り、さっそく最近買ったプロジェクターで視聴しました。

ストコフスキーの流れるような指揮、主演のディアナ・ダービンの愛くるしくも美しい歌声・・・、

DVDは持っていますが、やはり部屋を暗くしてスクリーンで観るほうが没頭できます。

 

 

 

私が好きな登場人物はこの人です。善意のタクシー・ドライバーで、劇中で最初のファンとなる人です。

 

 

レオポルド・ストコフスキーは、フィラデルフィア管弦楽団を率いて、アメリカでのマーラー・ブームに火を点けた往年の大指揮者です。

マーラーの「千人の交響曲」のアメリカ初演の際に、ストコフスキーは類まれな組織力で、名実ともに「千人の交響曲」の公演を成し遂げ、一大ブームを起こしたようです。

 

 

 

このストコフスキーが晩年、ディアナ・ダービンの話題が出たときにこう言ったそうです。

 

“Ah yes!  She was very pretty.”