そうちゃん、そうちゃんが元気な時のまま、ブログの更新は終わりにしようと
思ってたんだけど、そうちゃんがあまりにいい子だから。
あまりに素晴らしい子だから、ママから感謝のお便り。
そうちゃんがまだまだ、たくさん頑張ってくれている今書くから、そうちゃんに
届くといいな、ママの気持ち。
そうちゃんと初めて出会って、もう6年半が経つんだね。
そうちゃんをお迎えすると、お店の人に伝えたら、そうちゃん、おうちが決まった
ことに喜んでくれたのかな。
小さな手で、器用にゲージの外に貼ってある値札を外したね。
まだ、お迎えを待っている兄弟がいるというのに。
おうちに来てすぐに、ぶんちゃんがお迎え症候群になってしまったから、
そうちゃん、しばらくは可哀想だけど、ぶんちゃんとは別の部屋にいてもらった。
ママもぶんちゃんにつきっきりだったから、新しい環境で不安もあっただろうに、
そうちゃん、ひとりで上手に遊んで、疲れたら、ちゃんと自分からゲージに入り、
かわいらしくハンモックに入って眠ってた。
最初から、全く手のかからなかった、そうちゃん。
ぶんちゃんと仲良くなるまで、そう時間はかからなかったね。
ぶんちゃんが大好きで、ぶんちゃんにいつもついて回って。
だけど、最初にぶんちゃんのお迎え症候群のことがあったからか、そうちゃんは
いつもぶんちゃんに遠慮がちで、ぶんちゃんの後ろからか、少しママと離れた
場所から、ママを見つめてた。
大好きなごはんの時間、そうちゃんの正確な腹時計が鳴り、ママにごはんを
ねだる時でさえ、少し離れた定位置からアピール。
ぶんちゃんは病気が多かったから、そうちゃんのことが後になることが多かったね。
そうちゃんと遊んであげたら、そうちゃん、すごくうれしそうに甘えてくれた。
仲良し兄弟、一緒にいろんなところに行ったね。
名古屋や浜松のフェレットショーに行ってた時代、すごくすごく幸せの絶頂。
あんなに幸せな時間を味わえたのは、ふたりのおかげ。
ママの人生で一番幸せな時間。
ぶんちゃんがいて、そうちゃんがいて。
大好きなぶんちゃんとのお別れが近づいて。
何度もぶんちゃんが入院で不在で、そうちゃん、不安だったね。
長い入院から帰ってきたぶんちゃんが、寝ているそうちゃんに挨拶に行って。
あの時のそうちゃんの驚いた顔。
うれしそうにふたりで、お互いの匂いを確認し合って。
ママはそんなふたりに涙が止まらなかったよ。
あの時のこと、ずっと忘れない。
ぶんちゃんがいなくなって、そうちゃん、しばらくは大好きなごはんの時間以外は、
クローゼットから出て来れなかったね。
ママの旅行鞄の中で、ずっと丸くなって眠ってた。
あの旅行鞄、今回の入院の時、病院に持って行ったら、そうちゃんの毛玉が
たくさんたくさん出てきて、びっくりしたよ。
でも、病院にそうちゃんがついて来てくれたみたいで、うれしかった。
2014年の1月から、そうちゃんもインスリの闘病が始まったね。
途中、2度ほど血腫の手術をしたけど、そうちゃんとママの二人三脚のおかげで、
12月までは発作を起こさず、うまく血糖値をコントロールできた。
12月から何度か入院してしまったけど、ママの2度の入院も、そうちゃん、待ってて
くれた。
ママの2度目の入院中は、そうちゃんも入院してしまい、ふたりで仲良く入院生活。
ママ、そうちゃんが心配で心配で、手術後、まだ傷が痛むのに、病院を抜け出し、
そうちゃんに会いに行ってしまったよ、ほんと、いい思い出だよね。
そうちゃん、3~4時間おきのごはんは、なかなか大変だけど、ずっと手が
かからなかったそうちゃんが、やっとママを頼ってくれたみたいで、うれしかったな。
それにそうちゃんは、ごはんが本当に大好き。
いつもごはんを楽しみに待ち、ペロリと完食してくれる。
おかげで、ついに体重が2.5kgを超えてしまったのは、大反省だけど。
でもね、だんだん出来ないことが増えてきたね。
ついこの前まで、○○をしてたのに、最近は○○をするそうちゃんを見てないな。
って、寂しく感じることが増えた。
そしていよいよ後ろ足が立たなくなり。
それでも頑張ってトイレしたり、調子がいい時は、家じゅうを這ってだけど移動した。
ママは、そんなそうちゃんを見て、まだまだ大丈夫!ごはんだって、こんなに
食べてくれる。と思う反面、頑張ってるそうちゃんに申し訳なく思いながらも
お別れを意識せずにはいられなかったよ。
特にここ最近、急激に発作の回数が増え。
3日続いた発作が、薬を追加したことで、4日発作が起こらなかった。
それでママは、この薬でそうちゃんはまだまだ頑張れるって思ってしまったんだけど、
すでにそうちゃんの体は悲鳴を上げていたんだね。
昨日の昼過ぎから、ごはんも薬も口に出来なくなったそうちゃん。
ごはんが大好きだから、ごはんのほうを向いたり、ほんの少しだけ舐めれたり。
でも、いつもみたいにパクパク食べることが出来ず、そうちゃん、つらかったね。
シリンジで与えるごはんや薬の量では、血糖値を上げることが出来ず、せっかく
コントロール出来ていたのに、ついに発作まで起こってしまった。
深夜に病院に車を走らせた車内、ママは大丈夫!大丈夫だからねと、そうちゃんを
励ましたんだけど、病院に着いた頃には、そうちゃん、息が苦しいだけじゃなく、
痙攣まで起こしてしまった。
レントゲンを撮ったら、胸にも肺にも水が溜まってて。
血液検査さえ出来ない状態のそうちゃん。
痙攣しながら、大嫌いな注射針に耐えるそうちゃん。
先生から、早くて1週間、長くても1ヶ月と言われ、ママ、頭が真っ白になってしまったけど、
そうちゃんを病院に預けた帰りの車内ではママ、まだまだ頑張ってほしい反面、もう、よく
頑張った。悔いはなしって思うママもいて、涙が止まらなくなったよ。
こんなこと、思うはずがないママなのに。
今朝、先生から話を聞いたら、腎臓はまだ丈夫で、利尿剤がよく効いているので、
少し状況は改善されるけど、食べれないのは肝臓から。
このまま食べれない状況が続くと厳しいけど、そうじゃなかったら、いずれは心臓が
ダメになる。1ヶ月?3ヶ月?
どちらにしても、このまま病院にいるより、状況が改善されたら帰ったほうがいいと
思うんだけど。と言われ、3ヶ月という言葉が飛び出したことにママ、希望を持って
しまったよ。
なんとか3ヶ月頑張って、7歳を迎えてもらいたい!
そのためだったらママ、いくらでも、なんでもするから。
でもね、もう、そうちゃんが決めていいんだよ。
ママと一緒にもうしばらくいてくれてもいいし、大好きなぶんちゃんと会いたかったら、
もう頑張らなくて大丈夫。
こんなこと、本当は言いたくないんだけど、この家から、そうちゃんまでいなくなったら、
ママ、どうしていいか分からないんだけど、そうちゃんの決断にママ、賛成するから。
あと、これだけは覚えておいてね。
ぶんちゃんと同じだけ、そうちゃんのこと、大好きだから。
いつも控えめにママのことを見守ってくれるそうちゃんに、どれだけ助けられたことか。
それから、最高の二人三脚をありがとう!
おかげでママ、悔いはなし。
そうちゃんの残りの旅、ラストスパートだね。
ママ、最後まで精一杯そうちゃんのこと、サポートするからね。
戻っておいでね、そうちゃん。