ビーコとアートとここだけの話 -36ページ目

ビーコとアートとここだけの話

基本バカですが、明るく生きています。
名前は、てるみ、でも最近ビーコって呼ばれてます

できれば、読んだ人が元気になれるような、楽しいブログ書きたいなぁ…
とは思うんだけど
バカな事ばっかりやらかしてるから……
程遠いかもね(・∀・)

画像が一切ない事が残念だけど、私なりにロマン~♪な事があったので書きます。

画像もなく、長い話です……







――フリマ会場で良く見るおじさんがおりまして

(出店者じゃなくて、お客として来てる、よく見るおじさん)








フリマ出店者なら誰もが彼を知っている(* ̄ー ̄)


フリマを開けば必ず現れるし

例えばA地区、B地区、2ヶ所で開催されれば、どっちのフリマにも現れる。

そして「あっちのフリマは雨だったよ」「あっちはすごい人だったわ」等教えてくれる。

毎度現れるフリマ好きの人は珍しくないけれど、

実は彼は地元の人ではなく、

小一時間車を飛ばしてきて、2会場回ったりしてるんだから、スゴイのだ。




おじさんは、いつも変わったファッションで現れる。目立つ。



「それどこで買ったの?」と聞きたくなるような、(勿論、フリマで買ったであろうと思われるんだが)

不思議な帽子とか

金のチェーンのベルトをしたりしている。(どうみてもレディース)

良く見るとシャツも、靴も、全てが不思議。

いつも頭のてっぺんから爪先まで、異色で、カッコいい。






あれは多分、2年くらい前だったと思う。


私はそのおじさんと約束をしたんだ……




私「おじさんて、何してる人?」

おじさん「ん~、農家だ」

私「何作ってるの?」

おじさん「ん~、葡萄だ」

私「ええーーー素敵」

おじさん「ん?葡萄好きか。来たらいい。葡萄やるから」

私「すごい!!ほんとう?ほんとに行っちゃうよ?」

おじさん「うん。来たらいいわ」


おじさんは自分の家と、畑の地図を書いて、周りの風景を語り、

自分の名前と電話番号も書いた紙をくれた。

地図の説明がとてもとても丁寧だったので、これは社交辞令ではない!!と思った。

逆に、行かなくては失礼になるぞ…とさえ思った。




その時は。







それから月日が流れ、私はすっかり忘れてしまった…

約束のすぐ後ならいいんだけど、

なんせ葡萄が成るのは数ヵ月後。

9月~10月になったら行くぞ~!   って思ってるのに、その頃になると忘れて、

気づいたときには葡萄のシーズンが終っているという…
そんな事が続いた。

いつの間にか、おじさんが書いてくれた地図も無くした。


それにその頃から、私はアートマーケットの出店が増え、普通のフリマにあまり行かなくなってて、おじさんに会う事がなくなっていった。



そうしてあの約束は果たされる事なく、忘れ去られようとしていた。





が、


先週、発見したのよ。偶然。


自分の携帯のアドレス帳に、おじさんの名前があることを。
最初、なんだ?誰の番号だこれ? って思った。

それが、今年9月30日だった。

で、おじさんとの約束がよみがえった(゜д゜)!

これは、葡萄に、間に合うのでは?今まさに、シーズンなのでは?





2シーズンもすっぽかして、「今さら」な気もしたけど……

失礼を承知で



電話を…










(;・ω・)どきどき  



―あの~、わたくし、倶知安町のナカタといいまして…


おじさん「ああ!ちょうど良かったわ。ちょうど今日、黒ブドウの収穫終って、残ったやつの処分どうすっかと思ってたんだ。良かった良かった」


と、おじさん私との約束めっちゃ覚えてて。
話はトントン拍子にまとまりまして。
姉と二人で葡萄狩りに行く事になったのよ。




葡萄狩りに行く前の夜、夫はあまりいい顔してなかった。

夫「で?その、よく知らない人んとこ行くの?急に?お前、葡萄食べるっけ。葡萄、そんな好きな方でもなかったよね」


私は答えた。


「違うんだよダーリン。死ぬほど葡萄が食べたい訳じゃないんだ。ただ、おじさんを訪ねて行って、葡萄を貰ってくる事に、私はロマンを感じるんだよ!!」


夫は何も言わなかった。


なんかわかんないけど、その時の私は、ロマンでいっぱいだった。



おじさんの家に行く前にイオンに行って、お土産買った。
食べ物は好みがあるだろうから、タオルか靴下にしよう、と思っていた。


「その人、どんな人?」と姉に聞かれ

「とにかく、不思議なファッションだよ。色を合わせる、とかいう概念はなくて。いつもスッゴいんだ。カッコいいよ」
と答えた。


そして、派手な色のソックスを選んで買って行った。




実際行ったら、おじさんたらやっぱり素敵で

汚れたほっかむりと、真っ赤なツヤツヤのスカーフを首に巻いて

そのスカーフが風になびいてて、ダンディーったらなかった。

姉もくくく…と笑ってて、「すてき」と呟いていた。





おじさんは私たちを畑に案内し、ここで好きなだけとっていいよ!と。


初めての葡萄狩り。


もう、楽しいのなんの!!

食べたら甘いのなんのって!!

それまで決して嫌いではなかったけど、特別大好き!って訳でもなかった葡萄が、



葡萄ウマ~(゜д゜)……

豊潤な香り、のど越しの後にくる、甘あまな汁…

葡萄バンザーイ\(^o^)/



ぐんぐんランクを上げて、みかんやバナナを押しのけて、その時第1位に輝いた。




段ボールいっぱいの葡萄をいただいて帰ってきた。


帰ってからは
人生で一番葡萄食べた。
食べても食べても飽きなくて。朝、昼、晩と葡萄ドカ食いした。

人に配ったりもして3日でなくなった。

もっと食べたかった。




やっぱおじさんは、ロマンだったぜ。





最近読んだ本


「今さら」かもしれないですが。読みました。

私的には、ラストが、「っくぅぅ~」って感じですが

それでもやはり、面白かったです。
だからこそ、恋愛なんだろうな… って思った、です。







実はこれを読んでる時、ちょっとしたシンクロ現象がおきた。




主人公が旅に出て、ヘルシンキに着いた所で本を置いた。



ヘルシンキ… どんなとこだろう…


って思ってテレビつけたら

テレビ番組が、ヘルシンキ特集だった。



ヘルシンキに導かれているような錯覚に陥った。




興味をひかれてヘルシンキ特集だけ、ふむふむ…と観て


次に、録画してあった『水曜どうでしょう』観たら、どうでしょうもヘルシンキ入りしたところだった。

あらあら。こっちもかい!!



一日に(ていうか1時間ちょっとの間に)3度もヘルシンキが出てきたよ。




それで何だかヘルシンキが恋しい 笑




旅がしたい。





いつか、夢ででも行きたいねえ…