今日はBUSHMENのタープを2種紹介。

 

 

 

 

BUSHMEN travel gear Tarp 3×3 ULTRALIGHT
ブッシュメン タープ 3×3 ウルトラライト
 

素材はマイクロリップストップ強化技術を用いたシルナイロン15Dで縫合されており、最大2000mmの耐水性を備えています。

 

中央の縫い目とループの強化には、特別なテープを使用し、テープとシリコンレイヤーの間は、半永久的に密着する熱溶接を施しています。
これらの技術により、タープの高い耐水性と耐久性が実現されています。

 

 

 

 

本体のみでメーカー公表値425g、袋やラインは別です。

昨日の物とあわせて実測の計測ができ次第商品ページに記載しておきます。

 

タープは基本的には生地材料の関係で

1人用が約2mx1.5m

2人用がその倍の約3mx2.5m

 

ソロでシェルターとして、またハンモック用として圧倒的に人気があるのが、エクスペドのソロタープと、トレイルバムのCTタープです。

EXPEDソロタープ:300x190

CTタープ:280x200

この2つに需要が高いのは1人用と2人用の中間に位置する、他にはないサイズ感だからでしょうか。

 

300x300のサイズ、これから寒くなってきたときにはこのサイズが有効になってきます。

 

シェルターとして使った場合、地面ベタ張りしても余裕の内部空間を作れます。

 

 

 

『機能的な構造と多数のループ』


16個のループ(縁周りに14個、中個に2個)があり、この大きさがあれば、様々な設営方法ができます。
各ループの適切な配置により、様々な環境下での設営が可能になるだけでなく、タープをしっかり固定することができます。
 

ループの構造にも改良を加え、タープの端にかかる力を分散させる特性を持たせました。
したがって、強度を保つためのループの補強縫いをする必要がなくなりました。
また、四隅のループは従来の方法で補強をしているため、タープ全体の強度は更に高いものになりました。

 

シルナイロンの2人用300x250でも重量は400g近くになりますが、このブッシュメンタープは、これだけ沢山のループがついてながら、3x3の大きさで約425g。

また、この大きさは、ハンモックに合わせてクローズすることが可能。

 

横からの風による寒さも軽減できます。

 

 

 

 

オールシーズン広い屋根は有効で、雨が降っても安心出来る大きさです。

 

 

 

 

付属してるガイラインと自在。

ループに引っ掛けるだけで固定できるので、とても簡単でシンプルです。
後はガイラインの反対側をペグや木などに取り付け、自在金具で好みのテンションに調整するだけです。

 

これだけの条件、大きさでありながら400g前半はかなり魅力だと思います。

 

 

 

もう一つはこちら

 ↓ ↓

 

 

BUSHMEN travel gear Thermo-tarp 3×2
ブッシュメン サーモタープ 3×2

断熱シートを施した耐水タープ

 

 

断熱タープという、とても面白いアイテム。

 

素材には、軽量・耐水・通気性の3拍子が揃った強度を更に高めたリップストップ生地を使用。

 

SOLスポーツユーティリティブランケットオールウェザーブランケット よりも薄くしなやかで柔らかい素材。

もちろんシャカシャカ感も無しです。

 

 

 

 

 

さすがに仕舞い寸法はウルトラライトよりも大きく、本体重量は約550g

 

重量だけで敬遠するのはまだです!笑

 

私もこれをラインナップに加えるのはどうかと迷いましたが、山に入る際、皆さんが必ずバックパックに入れてるエマージェンシーシート。

 

エマージェンシーブランケットリフレクティブポンチョで約80g、エマージェンシーヴィヴィならば約110g

更にツエルトやエスケープヴィヴィ等だと200g前後です。

 

それらを全て省いてみてはどうでしょう。

 

 

 

 

 

エマージェンシーシートもヴィヴィもツエルトも、このサーモタープ1つあれば全てまかなえます!

 

それらを省いてこれ1つにすると、これから寒くなる季節にとっては、この550gのタープはかなりありだな、と思った訳であります。

 

 

 

 

さて、ヨーロッパでは一番人気の高い、このサーモタープの本題。

 

『断熱効果』
サーモタープは厳しい寒さの中では、周囲の環境に溶け込むオリーブグリーンのタープ表面が、太陽光を効率的に吸収しながらタープ内部に快適な空間を作ります。

 

タープを張って快適に寒い夜を過ごすには、タープ内で唯一の熱源である、自身の体温を出来るだけ無駄にしない事が大切です。

自身から発せられた赤外線、輻射熱は寝袋が吸収し、それがダウンが含んでいる空気を暖める事暖かさを発揮します。

しかし、どうしても寝袋は全ての赤外線を吸収しきれずに透過させてしまい、自身が発した赤外線は大気に放出されてしまいます。

そこで【Thermo tarp】の出番です。

 

 

 

 

 

【Thermo tarp】の裏面は全面断熱シートが施されています。

この断熱シートが、寝袋で拾いきれなかった赤外線を透過させずに反射してくれます。

この時大事な事は、反射した赤外線がタープ内の空気を暖める事で暖かくなるのではなく、赤外線が反射され、それを再び寝袋が吸収する事で暖かくなります。

完全に密閉しなくても、断熱シートの反射効果は得る事が出来ます(風にあたりすぎると暖まる以上に冷えてしまいますが、、)。

 

通常のタープだと赤外線を透過してしまう所を、【Thermo tarp】は断熱シートが反射してく

れる事で、快適な空間を作り出してくれるのです。

 

 

 

 

一方、厳しい暑さの中では、タープ裏面の断熱シートを表にして張ることで太陽光と熱を反射し、内部に涼しく快適な空間を作ります。

 

 

 

 ↑

これは私が所有してる旧カラーのCTタープ

このCTタープが280cmx200cm、なのでほぼこれと同等、ほんの少し大きい位です。

1人用シェルターとしては最適な大きさ。

 

 

 

 

ハンモックの場合でも、長辺3mなので、300以下のシングルハンモックならば、まっすぐ張ってもカバーしますし、大きめのハンモックならば斜め張りでバッチリ!

 

 

 

 

先ほどのULタープのようにフルクロ-ズしたいのならば、このサーモタープにも3mx3mがあります。

 

 

 

 

いろんな使い方できます。

 

 

 

 

三重補強縫製を施しているため強度は抜群。

高強度なのでハンモックや緊急時のストレッチャーにも使えます。

 

 

 

 

 

このサーモタープにも縁周りに14個、中個に2個のループがあり、様々な設営方法が可能。
 

サーモタープのサイズは他にも3mx3mがあります。

 

ハンモックや1人用のシェルターとしてだと3x2で十分。

ティピー型などで風を完全に防ぐ空間を作りたいのであれば、少し重たいですが3x3を。

 

 

 

 

 

 

本日紹介したこれからの寒い季節に活躍する2種類のタープ。

 

どちらも今までにない面白いアイテムです。

 

是非ご検討下さい。

 ↓ ↓