BEE STINGS

智に働けば角が立つ。

情に棹させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

兎角に人の世は住みにくい。

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月の値段

http://www.lunarembassy.jp/osusume/osusume.htm


 月が販売されている。売っていること自体は以前から知っていたのだが、先日話題に上ったので少し調べてみた。


 宇宙に関する法律は、世界にはないかもしれないが、だからって地球のルールで勝手に売買していいもんなのか。そんなに線ばっかり引いて、ここからここまで、俺の月!みたいなことやって、悲しくないのだろうか。


 人間って嫌だな。金は大事だけれど、金で全てが買えると思ったら大間違いだ。

国内最高峰

 サマーリーグを観戦してきました。結果は、優勝NEC、準優勝がFC東京でした。Vリーグの失墜を感じる結果です。

 サマーリーグはVリーグ勢からすると若手育成のための、準備運動のような試合という位置づけのようですが、若手と言えど、アマとは言えど、仕事よりバレーを優先する環境にあって、仕事をしながら練習をしているV1勢に負けてしまうのは情けないとしか言いようがありません。

 日々の練習量の差はかなり大きい筈です。Vリーグ勢はほぼ毎日、ある程度のまとまった時間を練習に充てている筈ですが、V1勢は恐らくその半分程度でしょう。選手の層にしても、大学時代はずっとレギュラーで選抜に入るような面々がVに行っているはずです。恵まれた状況にある彼らが簡単に下部リーグに負けては、それこそ、フルタイムで仕事をしながらやっているV1勢に失礼だと思うのですが。


 内容はどうあれ、Vリーグは国内最高峰を謳った場所のはず。そこでプレーできることはとても誇れることなんだと思えなければ、そこを目指す下の世代が育たないでしょう。最近では大学チームをVリーグに参入させる動きもあるようですが、ますます最高峰の名が廃ってしまうような気がして不安です。


 ともあれ、FC東京の活躍は素晴らしかったです。資金的な問題から現実にはVへの昇格は厳しいでしょうが、今後も台風の目となって暴れて頂きたいと思います。

マネーゲーム。

 台湾では野球の八百長が問題になっているらしい。なんでもマフィアと一部チーム関係者が、勝敗を予想するギャンブルの結果を操作して私腹を肥やしていたとのこと。


 バレーでも数年ほど前に八百長のを聞いたことがある。こちらの背景には人気の高いチームを勝たせて、勝者のみが進める次の試合での観客数を増やしたかったという運営側の思惑があったという話だ。

 もちろんこれはあくまで噂であって、事実がどうだったのかは知らない

 しかもその噂のオチは、八百長を仕組んだのに結局勝てなかったというなんとも間抜けなものだったので、事実であっても目論見は成功しなかったのだが…。


 トップクラスのスポーツには様々な駆け引きが裏に用意されている。でもカネのための駆け引きだけはやるべきじゃない。駆け引きのために試合がつまらなくなれば、観客は減り、競技自体が廃れる。結果、スポーツビジネスそのものが維持できなくなる…という図式が安易に成り立つかどうかは保証できないが、バレーくらい小さな世界ならこれも単なる机上の空論じゃ済まないんじゃないかな。


 上のことが根も葉もない噂であることを願うばかりだが、今後どんなに財政が切迫しても、これだけはやっちゃいけない。例え次の試合の客が増えても、長くは続かない。目先の金と目先の勝利にばかり気をとられ続けてきた結果が現在の惨状じゃないか?


 ただ、自由に勝敗が動かせるほどの余裕なんて、殆どのチームにはない気もするけど。

追記。

 数日サボってしまいましたが、コメントを受けて考えたことを追記。

 今は単に、サポーターの応援に慣れていないだけではないでしょうか。ただ突然やってきた集団に少し驚いて、咄嗟に拒絶しているだけで、サポーターの信念であり、チームに対する愛でありを理解することが出来れば、自然とサポーターに加わるファンも増えるでしょうし、今のような極端な拒絶意見が出ることも減るのではないかと思います。但しその為にはもう少し、一部の過激派にはお行儀良くして頂かないといけないかもしれませんが(決して控えめな応援をしろという意味ではなく)

 現状の応援を好む一人としては、残念なことではありますが。それはそれ、これはこれ。

 それよりも、全日本の試合の応援を先導しているのが会場側が用意したDJで、それに何の疑問も抱かず言われるままに「ガンバレニッポン」と声出ししていることの方がずっと問題なのではないでしょうか。前回の記事に「自分自身は静かに試合を観たい派」だと書いたのは、ああいった押し付けがましい応援に対してです。随分と言葉が足らなかったなあ…

 …横道に逸れてしまいましたが。

 ファンとサポーター、性格も、試合に対する考え方も、応援スタイルもかなり違う両者です。お互いが不快に感じることなく、いがみ合うことなく、同じチームの勝利を願うのにはまだまだ時間が必要かもしれません。でもお互いの立場を理解し、気遣うことが出来るようになれば、無理にどちらかに融合したり迎合したりしなくても道は開けてくるのでしょう。サポはただ騒ぐのではなく。ファンはただ文句を言うのではなく。だって、サッカーだって、会場全てがサポな訳じゃないでしょう?

 何事も思いやりですね。簡単なようで実は一番難しいこと。世界に反抗的な自分にとっても、最も苦手な分野です。

お金で買えない勝ちがある。

 日本では世界大会がよく開催される。開催国として、当然のように出場する。そして当然のように負ける。そして繰り返されるアナウンスは「負けましたが、今後に向けて価値のある試合でした」もう何遍聞いたかわからない。一体その価値ってなんだろうか。今後に向けて、って言うけれど、「今後」ってのは一体いつ来るんだろうか。待てど暮らせど来やしない。

 テレビがそう言わねばならない立場であることはわかる。盛り上がってるように、あたかも日本が強いように見せなければ視聴者は見ない。スポンサーはつかない。残念だけれど、今の全日本男子の試合には、テレビで放送するだけの価値がないのだ。ぶっちゃけ恥だから放送しないで欲しいと思うことも多々ある。


 自分が「価値のある負け」を嫌う理由は、その価値が何にも生かされていないからだ。負けを踏まえて、成長する様が全く見えないからだ。次の試合もその次の試合も、同じ内容の試合を繰り返し、同じように負ける。一体どこに価値があった?何の価値があった?どこにもない。なにもない。だから嫌いだ。


 スポーツは勝負の世界。勝ったか、負けたか。ふたつにひとつしかない。そして一番大事な試合に勝てなければ、それまでの負けも、僅かな勝ちも、全く意味のないものになる。負けた試合には価値などない。結果を出さなければならない時に勝って初めて、それまでの過去に価値が生まれるのだと思う。


 「頑張ったけど負けた」なんて、宿題やったけどノート忘れましたみたいな言い訳はもう沢山だ。