まおと一緒に連れて帰ったあきには
脳に障害があって、獣医さんの話では視神経に異常があったりてんかんを起こしたりするのだそう
初めて見たとき、頭が細かく左右に揺れているような気がしたのはそのせいだった
光を当ててもあきの目の瞳孔は開いていた
確かに2匹で遊んでいるとき
ジャラシを振るスピードに付いて行けずジャラシを見失い、いつもまおに遅れをとった
でもキャットタワーを組み立てたときに先にてっぺんまで登ったのはあきだったし
何をやるにもまおよりも早くて元気だった
トライアルは一週間
健康診断の結果を報告すると、猫の会の担当さんに
うちが全員仕事で家を空ける時間があること、その時間に何かあったら対処できないこと、健康でなければ譲れないので直ぐに保護主さんに返して下さいと言われた
一週間てあっという間だよ
写真も沢山撮ったし、名前も沢山呼んだし
でも心のどこかでホッとしてる自分もいた
引っ越し後にはもう1匹迎えることになっていたから
何とかなるとは思いつつ、さすがに最初から3匹は無理じゃない?と獣医さんに言われて弱気になっていたし…
実際に留守のときにあきに何かあったら助けてあげられない
一週間後、あきだけを連れて行けなくてまおもキャリーに入れた
保護主さんは「悪かったねぇ、気がつかなくて。気にしなくていいからね」と気を遣って下さり、あきをお返しした
今でもあきのことは気になるし会いたいと思う
まおと同じように成長しているだろうなと想像してみる
きっとあの家で何不自由なく元気に暮らしているだろう
何でも揃っていたし、いつでも見ていてくれる
うちにいるよりあきにとっては良かったんだと思っている
また会いに行くよーう