先日、高知SS高校さん主催の非公式大会が終了しました。
運営お疲れ様でした。
一宮に寄せられたご意見を含め、少し提言させていただければと思います。
①活動量の低い学校の参加について
今回九州からの参加校が2校ありましたが、どちらも組み合わせ決定時点で1年ほど試合をしていませんでした。大会期間中の活動量も低い印象です。そういった学校が参加しても、今後交流が持てるのかどうか不明瞭な部分がありました。
また、SS高校さんのサブ垢と思われる参加しているのですが、こちらも組み合わせ決定時点で練習試合が2試合のみ。活動量や開校日、大会開催告知日を考えると、この大会の参加校を増やすためなのでは?そして九州2校もサブ垢なのでは?という疑念の声が寄せられました。
「サブ垢がダメ」ということではなく
「これから頑張っていく意志のない学校と対戦や交流を持てるか?」
という事だと思いますが、一宮もその意見には賛成です。開催目的にも反してしまうと思っています。
②バス所持について
こちらも九州2校の参加に伴って感じた部分です。
バス所持の確認が行われませんでした。
高知7校、岡山1校、鹿児島2校の参加となりましたが、高知、岡山は大型バスがなければ鹿児島まで遠征が出来ません。
恐らく鹿児島の2校が持っているとした上での未確認だったと思いますが、そうなるとH&Aは必然的に決まってきます。鹿児島勢の試合の際は、必ず鹿児島勢がアウェイ開催になるとの旨を出場校に伝える必要もあったのでは?と思います。該当する鹿児島勢にも。過去参加した非公式大会ではそういった確認がなされていました。全体的に確認する必要があったのではないかと思います。
③組み合わせ及びトーナメント表について
予備抽選後に抽選アプリを使用して最終ナンバーの決定との事ですが、抽選自体は非公開となりました。バスの所持、活動量の低いサブ垢校の処遇含め、意図的な操作があったのでは?との声がありました。
総合B以上の学校がA〜Cに固まり、Aの隣のシード枠に横浜学園高校さんが入る組み合わせ。H&Aの設定についても不透明です。H&Aについての疑念は前項目でも書きましたが、具体的な設定方法は不明です。
抽選自体は実際にはしっかりと行われていた可能性はありますが、非公開という事でこちらも不透明です。恐らく、サブ垢の疑い(参加校増やし疑い)のある学校の参加が抽選に影響しているのでは?と推測します。
次にトーナメント表自体についてです。
左の山に7校、右の山に3校という変則型。
_岡山高校さんは一つ勝てば決勝進出。九州勢、妙法高校さん、一宮は3つ勝たないと決勝に進めない組み合わせとなりました。
山の組み方ついてはやりようがあったのでは?という声がありました。
例えば
こんな感じ。
これだと公平性も担保出来るかなと思います。
主催者が勝ち上がるためのトーナメント表なのでは?といった声もありましたので、歪な形のトーナメント表になった事に対しては何か説明があった方が良かったと思います。
一宮もそう感じてしまいました。
ご自身が勝ち上がる事を優先した組み合わせ、トーナメント表を意図的に作ったのであれば、総合評価の高い学校は今後参加してくれないと思います。
実際にはそうではないのかもしれませんが、そう感じてしまう程不公平な組み合わせ、トーナメント表でした。
ただ、個人的に敗者同士の対戦は良いなと思いました。負けたら即終わりとなると、交流も出来ませんしね。
面白味を持たせるのであれば、ダブルイルミネーション方式を採用してみても良いのかなぁと思いました。
④告知方法について
基本的にはブログ及びホームページでの告知をされていました。
しかし、ルールの詳細部分を画像で表記されていたのですが、少し見にくいという声がありました。
一宮自身も見にくさを感じました。
敗者同士の対戦がある事や、ベンチ入りの変更制限、消化期間といったルール上大切な部分はブログ内文章で表記をする、色を変える、大きさを変える等の工夫があればありがたいなぁと思いました。
⑤次回開催に向けて
色々と書かせてもらいましたが、非常に素晴らしい取り組みだと感じています。
もちろん、やり方については改善すべき点は多いと思いますが。
ただ、高知県を中心とした非公式戦というのは本当に少ない中で、若い世代が動いていくというのは過疎化の進む高知を盛り上げていく一つの流れになると思っています。
高知SS高校さんは次回開催について意欲的な発言をされています。しかし、それに向けて開催以前に必要な事もあるかと思います。
まずは「ご自身の交流の幅を広げる事、知名度を上げる事」
交流の幅が広がり、尚且つ密度が濃くなれば参加を希望する学校が増えると思います。そうなると大会参加用のサブ垢を用意する必要が無くなり、「プレイヤーの絆を深めながら公式戦の感覚で試合を行う」という開催目的も深みを持てると思います。
他校の交流の幅を知る事が出来ますし。
また、現在はご自身のHPやブログでの告知が主になっていると思いますが、閲覧数、フォロワーの数によっても参加希望があがる幅が変わってきます。正直、知名度はまだまだ高くないと思います。
今大会では夏の大会の敗退校に声をかけておられましたが、知名度の低い初めましての人に声をかけられても、参加することに戸惑ってしまうという方がおられたのではないでしょうか。
また、掲示板での交流やイベントへの参加に対して消極的な人についても、把握しておいた方がご自身の活動のしやすさに繋がると思います。
そういった部分も含め、ご自身の交流の幅を広げる、知名度を上げるといった作業が必要になるのではないかと思います。
次に、「他プレイヤーの非公式戦に参加する」
参加校の集め方や告知方法、運営の仕方等様々な事を学べると思います。
そこでも繋がりが出来ますし、色々な知識を得る事が出来るのではないでしょうか。
ご自身が非公式大会を運営し終わって感じた事、不十分だと思った事を埋めてくれる部分も多々あると思います。
長々と書かせていただきました。
厳しい内容も多く、上から目線になっている部分もあり…すいません。
とにかく非公式大会を開催、成功させたいという思いが強かったのかなと思います。それ故のサブ垢や活動量の低い学校の参加だったのかな?と感じています。一宮も少なからず非公式大会を開催、運営してきた経験があります。成功させたい、上手く運営をしたいという思いはもちろん理解出来ます。
その中で、主催者である自分が勝ち上がりたいという気持ちが出るのも仕方ないのかもしれません。トーナメント表や組み合わせがそうです。
でもその中で不透明な部分があったり、不公平な部分が出てしまうと、表には出さない不満が出てくるのではないかと思いますし、それが一宮の所に集まってきたのではないかと思います。
今大会は不透明な部分があり、全て公平な条件で開催された大会ではなかったと思います。
もちろん、このブログで書かせてもらった内容が全て正解だとは思いませんが、色々と改善が必要な部分はあるのは間違いないと思っています。
次回の開催に期待しています。


