"I have a drem"のスピーチで有名な

市民権運動のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア。

そのキング牧師の誕生日にちなみ、

市民権運動の勇者たちを称え、

自分たちもコミュニティの為にボランティアをする日。

それがマーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーです。

略してMLKデー。

 

MLKデーは、キング牧師の誕生日(1月20日)前後の月曜日で、

今年は今日、1月17日でした。

 

毎年この日は、子供から大人まで、

それぞれが様々なボランティアをします。

しかし、今年はコロナが猛威を振るっているので、

しない人がほとんどだと思います。

 

私もこの日にボランティアをすることを

ずっと楽しみにしていたのですが、

大勢のホームレスの人たちと接触するのは

リスクが高いと思い、

食事の配布は諦めました。

 

前線で働いているスタッフや、

他のボランティアの方々に申し訳なくて辛いのですが、

自分だけが病気になるならともかく、

周りの人に感染してしまっては大変です。

 

冬休み中だった元旦のボランティアと違い、

ステイホームすることができないので、

泣く泣く諦めました。

 

とは言え、この日の為に準備をしてきて、

友人たちからも寄付する食品や衣類や毛布をもらっているので、

とりあえず寄付品を持っていくのだけはすることにしました。

 

友人たちが

ハロウィーンの残り物のお菓子や、

クリスマスの貰い物のお菓子や、

ナッツを寄付してくれました。

それに、私が焼いたピーナッツバター・クッキーと

チョコチップ・マフィンを足して、

24人分のスナックの袋を作りました。

栄養を考えて、

バナナと牛乳も組み合わせました。

満腹とはいきませんが、

朝ごはんぐらいにはなる量です。

 

友人にもらった缶の豆を使って、

トマト味のソーセージと豆のスープも作りました。

 

この辺の人は豚肉は食べない人が多いので、

ちょっと高かったけど、

牛肉のソーセージにしました。

フランクフルトぐらいの太いソーセージを

薄切りにしてゴロゴロ入れました。

 

アメリカ人は肉が大好きだけど、

ホームレス生活では

肉をたっぷり食べる機会が少ないので、

きっと喜ばれると思いました。

 

豆もたっぷり入っていて、

良質のタンパク質が摂れるし、

お腹も膨れるはず。

トマト、玉ねぎ、赤ピーマンも入って、

栄養満点。

 

大きな鍋いっぱいに作って、

それが14人分。

 

食べ物と衣類と毛布で、

車の後部座席がいっぱいになりましたが、

24人分のスナックと14人分のスープ、

合わせても38人分って、

少ないなあ、と感じていました。

前回集まった人々は400人ぐらいいたので…

 

でも、行ってみたら、

持っていって良かったと思いました。

 

昼食の配布が始まってから

45分くらい経った頃に、

薬物中毒死の予防センターに着いたのですが、

配る物があまり無かったらしく、

ピーナッツバターとジャムを塗った

薄いサンドイッチと水を配っていただけでした。

 

そのサンドイッチもあまり残りがなくて、

すぐに足りなくなりそうな様子でした。

だから、私が持っていったわずかな数でも、

少しでも足しになったようです。

 

今日も零下4度でしたが、

スープが冷めないように

工夫して持っていった甲斐があり、

あったかいスープを食べてもらうことができました。

 

一人一人ができることは限られていますが、

みんなが少しづつ協力して、

その小さな力がたくさん集まったら

大きな力になれる。

世界を変えることは出来なくても、

地元のコミュニティから変えられる。

キング牧師だって、アラバマから始めたんですものね。