Yさんが、地域包括支援センターに介護相談に行った。

 

夫の認知症が進行し、手に負えません。何とかなりませんか?と。

 

目を離すと外に出て行ってしまう。

意思の疎通が難しくなってきている。

排泄も汚すようになってきて、身支度もままならなくなってきた。

介護保険の申請はすんでいて、ケアマネもいるらしい。

通所に通っても、利用者同士のトラブルが起きて、何度か事業所を変わることになったらしいが、どうにかこうにか通い始めた。

ショートステイに行けば、一睡もせず、徘徊したり、ドアをガタガタと揺らし、他の利用者さんの迷惑になるからと施設側からお断りされた。

定期的に認知症サポート医にかかってはいる。ただ、特に内服はしていないらしい。

どこに行くにも、夫を連れて外出しているらしい。

毎日、Ýさんは心身ともに休まるときが無いが、同じ境遇の知人とのおしゃべりが気分転換になるらしい。

 

そして、包括の答えは

「この旨はケアマネにも伝えます。

認知症の専門医にかかってみませんか?

通所の回数を増やしてみましょうか?」・・・であった。

 

なんの解決にもなっていないよね?

介護負担の相談したんだよね?

そもそも、包括が「専門医に見てもらって」なんて言えるの?

認知症の人を受診に連れていくことはかなりハードって知っているのかな?

検査なんて待っていられないし、下手したら不穏になってまた再受診とかありうる。

家族が希望したのならまだしも。

 

しかも、ケアマネがいるのに家族が包括に相談するって、ケアマネとしてどうなの?

相談できる間柄ではないのかな?

なんでもかんでも通所やショート利用すればいいってもんでもないよね。

Y夫さんに合っているのか?認知症に特化したところで、スタッフも認知症のケアができるところじゃないとね。

 

Yさんのことだけど、私がかなりイラっとした。

包括、全く役に立たない。