救急隊が到着し、現状・病状を説明した。

このところ何も口にしていない、糖尿の治療も放置、倦怠感および転倒による痛みで体動困難で動けない。失禁状態。

 

・・これでとりあえず一安心・・と思いきや

 

「バイタル変わりなし、意識もはっきりしているから、内科的には問題はなさそうだね」

「とりあえず、転倒による外傷もないしねぇ。整形受診って形になるけれど」

「もし、何も問題が無ければ一人で帰ることになるけれど、いい?」

 

えっ?帰すつもり?

コロナ渦で、病院も制限がかかっているのかもしれないけれど、

こんな人、帰すの?

とりあえずさ、このひと口で言うほどうごけないから。

立てないから 状態みてみなよ~

 

しかし、本人の「できないのではなく、やらないだけです」アピールがすごすぎて

救急隊の人も 大丈夫じゃない?って思うようになってきた。

そもそも、本人が搬送を拒否しているならば、搬送できないと・・・。

 

マジか・・・・。

しかも「実は朝、500mlの酎ハイを2本飲みました」なんて言い出す。

結局アルコール依存もあったらしく、一体何が真実なのか。

言っていることが一転二転する。

 

でも、なんとか受診歴のあった病院に問い合わせてもらったが、

まさかの受け入れ拒否・・・。

それならばと、本人も搬送拒否・・・。

 

搬送はせずに救急隊は帰っていきました。

 

かといって、一人にはできないから、最終的には施設に相談し緊急入所となったけれど、

なんだか納得のいかない、モヤモヤした出来事でした。