腰やら足やらあちこちが痛むというwさん

最初は痛み止めを内服していたのだけれど

内服期間が長くなってきたので

胃に負担もかかるし、医師に相談し、そろそろやめようとしたところ

wさんが「心配だからやめたくない」と訴える。

それじゃあ、プラセボいく?と。

痛み止めからプラセボで、乳糖内服へと切り替えた。

本来ならば、ただの糖なので 痛みは軽減しないはずだけれど、

しかし、wさんは「この薬も効きます」と

気に入った様子。

今後は頓服薬として様子を見ることになったが・・・

 

なぜか毎晩希望される。

もはや頓服の意味なし。

でも、それで本人が痛みを感じることなく、落ちついて眠れるのならよいのでは?と私は思っていた。

しかし、この件に対し、

「プラセボなんて必要あります?夜勤中大変ですよ」と他スタッフから物言いがついた。

そこから いかにしてやめさせるか、それともほかの安定剤を処方するか、思い切って乳糖を定時薬にするか・・・などの話し合いが始まった。

結局、いつもスタッフが面倒くさい、やりたくないことを削っていく。

wさんに内服させて、記録をすることがそんなに重労働なんだろうか?

夜勤者同士、夜中にお菓子食べて、あーでもないこーでもないウダウダ話しているよね?

入所者の気持ちは どこへやら。