職場の施設では、基本的に看護師が入浴後の爪切りや、髪をドライヤーで乾かす、髭剃りなどのケアを担当します。

でも、認知症の方は一筋縄ではいかない。
素直にお風呂に入ってくれれば ラッキー 、拒否されれば あの手この手で誘いにかかる。もしくは様子を見て、時間をかけて納得した上で 入浴していただく。

スタッフAさんは、とにかくキレる(笑)

「だからさぁ〜💢!!○○って言っているじゃない!!💢💢」

認知症の方とガチでやりあう・・・汗
おかげさまで、まわりはザワザワ 不穏になりますわな(笑)

こちらとしては、完全に清潔ケアどころではなくなり フォローにまわらざるを得ない。
看護業務ができない。

業務に追われて イライラするのはわかる。
こちらの思い通りにはならない。

でも、みなさん、ちゃんとわかっているんです。

認知症だから、何もわからないわけではないし、喜怒哀楽もあるんです。
何を言ってもよい、わからない、と思っているのは あなただけですよ。

不穏になった○○さんに コーヒーをいれながら はなしに耳を傾ける。
いわゆる「徘徊」をしすぎて足がパンパン
臥床を促しても すぐに起きてしまう。
誰かが寄り添うことで ホッとする様子が伺える。

「○○さんと座って話して楽でいいっすね」

本気で そんなことを思っていたようで。

医療従事者である前に、人として如何なものでしょうか?