「理解した。俺はこの件を、生理的に受けつけないのだ。」
(それは鬼滅←)

何がってね、“僕のヒーローアカデミア”が差別的に扱われているって事がですよ。
あの世界の能力は『個性』と呼ばれている。それがどういう事か?
そう、『能力』と違い、『個性』には優劣がないのだ。

序盤、確かにデクが無個性(能力がない)からとイジメられ、劣っているように描かれている。
が、ナレーションをちゃんと聞いてくれ。
世界人口の8割が何らかの個性を発現する世界・・・」
つまり物語を書く上で、どん底から這い上がる演出のためであって、無個性な人間は普通に2割ほどいる。
だから見るべきはそこではなく、例えばクラスで人気の芦戸三奈と蛙吹梅雨、我々の世界では肌が黄色とか黒とか、指が多いとか少ないとかで差別されてるのに、
彼女らはピンクの肌で角があろうが、指に水かきが付いてようが、全て『個性』として認められ、愛されているのだ。

こんな優しい世界がありますか!!
『能力』という言葉を使わず、『個性』という言葉にした堀越先生の想いを踏みにじって…
「いいわけがないっ!!!」