わたくし、いつも馬鹿馬鹿しい男、
黒班亭 朱都王(クロパンテイ ストッキング)
と申しますm(__)m

では、毎度バカバカしい話を一席!


この21世紀の何処にあるのか貧乏長屋、
転校生が来たとかで、何やら売れへん演歌歌手の親父に次男坊が駆け寄って来よる

子「お父ちゃん!お父ちゃん!」

父「なんやぁ?」

子「オイラんとこの転校生なんやけどよ~ 金持ちぶってるから、どんくらいのもんやと思ったんや」

父「おう」

子「そしたらや~ これが小せぇ鯉のぼりしか買って貰えへんくらい可哀想なヤツやってんや(´Д`) なんせ『屋根より高ぇ鯉のぼりなんか見たことねぇ』って」

父「バカ野郎(笑) そいつぁな、六本木ヒルズとか凄ぇところに住んどんねや! 六本木ヒルズよりデカい鯉のぼりなんか立てたらスカイツリーんなってまうわww」

子「そうなんけ?」

父「そうや! 売れへん演歌歌手の俺の家は平屋だから楽やけど、東京から来たヤツやったら、金持ちはそんなヤツばっかりや」

子「なんやぁ、そうなんか(笑) でも、じいちゃんの代からの鯉のぼりやのに、誰も大成せぇへんな」

父「それを言うなww」

子「言い伝えやと鯉のぼりっいうんは、鯉が大きいなると滝を昇って龍になるからやそうやんか」

父「そうなんか! そいつは凄いな! だが、そうなると、広島は中日には勝てんな(笑)」

子「そりゃ父ちゃん、あの鯉は龍になるどころか、美味しいところは虎に食われてばっかりやないかい(笑) それやったら…ウサギのぼりの方がエエかもしれんな」

父「ウサギのぼりぃ? まあ確かにそうかもしれんな」

子「ウサギやったら天どころか月まで昇りよるし、父ちゃんさえ大成したら、息子もアホでも七光りで重鎮扱いされるからなww」

父「お前はえらいボロカス言いよる(笑) まあ一理あるさかい、作ってみたろやないか」

と、親父は歌も唄わず、せっせとウサギのぼりを作りよる

父「なぁなぁ、ウサギは高いところ大丈夫なんかいな?」

子「そんなん言うたら、鯉なんか息でけへんから大丈夫や」

そんなこんなで作って立ててみよった

父「どないや、なかなかカッコええやないか!」

子「ホンマやなぁ!」

父「これやったら父ちゃんも一気にサブちゃんみたいな演歌歌手なれるかしれんな~♪」

そんなことを言うとったら、

子「大変や!! 兄ちゃんがクスリで捕まったで!」

父「……何? クスリて、インシュリン?違うなw ありゃ~、父ちゃんがサブちゃんなる前に、息子がシャブちゃんなってもうたで(°Д°)」

子「ウサギのぼり、アカンのかなぁ?」

父「そんなことないて! イナバの黒いウサギが父ちゃんやろ、赤いウサギが母ちゃんや、でぇ兄ちゃんが~…」

二人「青いウサギや」


お後がよろしいようで
m(__)m





去年、とあるブログを読んでから、12月14日には0時過ぎて一発目に何か面白いこと言ってやろうと、したためてたんですよにひひ

まあ今時、しかも俺が考えた落語のネタが面白いかは置いといて、
人生の365分の1が面白くないなんて寂しいですし、
笑う角に福を呼び込みましょうや!!


るったら~音符