昔はにきびに対しては化膿止めを塗ったり投与したりする治療がメインでした。

しかしそれだけではうまくニキビがコントロールできず、美容クリニックがケミカルピーリングをはじめました。

今できたりつぶれたりしている活動性のニキビに対しては効果的だったので、美容クリニックでない普通の皮膚科も自費診療で取り入れるくらいでした。

その後弱いケミカルピーリングのような作用があるディフェリンというビタミンA類似の塗り薬が開発され、世界標準の薬となりました。

しかし激しい活動性のニキビには十分効果がみられませんでした。

こうしたケースでは海外ではビタミンAの飲み薬が使われ、日本でも輸入して使用されていましたが、副作用が強く一般的な治療とはなりませんでした。

こうしたケースでも高周波で皮膚を焼き縮めるeマトリックスは効果的です。

3~5日皮膚が赤くなるダウンタイムはありますが、容易にニキビをコントロールできることが多くなりました。