以前に放送されたNHKスペシャル 女と男 最新科学が読み解く性をご覧になりましたか?

2000年頃に発刊された『話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く』を読んで 女と男の脳の違いについて気づかされ、とても納得できる部分が多くおもしろかったのですが、この放送は女と男の違いについてさらに掘り下げた内容で興味深かったです。

この中で男性は女性が健康な子供を産んでくれるかどうかを見極めなくてはならなかったため、健康な赤ちゃんを生んでくれるかどうかを、無意識のうちに男性は視覚を働かせて確めているというくだりがありました。

では具体的のどこを見てそう判断しているのか?

テキサス大学の進化動物学者テファンドラ・シン博士は、『腰のくびれ』つまりウエストとヒップの関係だと主張されています。これまでに、博士は、世界各地で男性がどういったウエストとヒップの関係を好むのかを調査し、細めの女性・標準的な女性・太めの女性でそれぞれヒップと腰の比率の違うシルエットを男性に示して選択させたところ、細めであろうが太めであろうが女性もウエストとヒップの比率が7:10の女性が選ばれたということです。また博士は、世界各地の美術作品を調べたところ、多くの文化で共通して腰のくびれが描かれており、このウエストとヒップの比率の平均は7:10であったといいます。

博士によると「腰とヒップの比率は、女性の年齢や健康状態、妊娠のしやすさを正確に表している。従って、昔から男性が女性を選ぶ際の役に立ったに違いない。男性は、一瞬見ただけで判断できるようにプログラムされている。『この人だ!』と、複数の人から自分の相手を絞るメカニズムなのである。」 ということです。

つまり男性は視覚に影響されやすいので、脂肪吸引を行って、ウエストとヒップの比率を7:10に近づけることができれば、男性はより魅力的に感じる可能性が大です。

気づいておられないかも知れませんが、あなたの後姿はみられています。