《《自分らしく生きようとするのではなく。

自分らしさなんて、どうでもいい ということに気づくこと。

そうすると、自然に自分らしくなる。》》

キャンピングカーで旅しているときは、ほぼ毎晩。寝る前は、子供たちと一緒に、絵本を読んでいる。

でも最近、絵本を読んでいて想うんだよね。何でもすぐに、イイ者とワル者に分けるのって、なんか変…?

子供向けの映画やテレビを見ててもそうだけど、リアルな世の中って、そしてリアルな人間って、正義か悪か、黒か白みたいに、単純なものじゃないよね。

わるい人にも良いところあるし、いい人にも悪いところあるし。もっと現実は、ぐちゃぐちゃにチャンプルーしているんだから、その空気感を、子供にもちゃんと伝えようよ、って想う。

昔、ちょうど同時に公開されていてわかりやすかったけど。"神様vs悪魔" の方程式どおりに進むハリーポッターより、"みんな神様で、みんな悪魔で、もうぐちゃぐちゃ"な感じの千と千尋のほうが、断絶ピンと来るね。

《いつもココロに青空を。青空はつながっている。~高橋 歩~》