●【自己否定】女子は〝苦しい“のに、それを選択する
おはようございます。
福岡で自己否定に悩む女性をサポートする禅タロット占いセラピスト美月志穂です。
「もう、他人の顔色を見るのに疲れました」
と、ご相談に来てくださったAさん。
パッと見ただけで、全方位にアンテナを張り巡らして、気疲れMAX状態だと言う事が判りました。
「一人が楽なんです。他人は勿論、家族と一緒にいても、すぐにクタクタになります」
でも、家事はAさんがしないと誰もやらないので、何とか踏ん張ってこなしている。
仕事へ行けば、体調が悪いのに急な残業を言いつけられて、でも、断れない。
こんな生活を続けていたら、そりゃ~生き辛くて当たり前です。
で・す・が。
Aさんは、本当にイヤだ、本当に止めたい!!と思いながらも。
【自分以外の人間を優先する】 生き方を、選び続けているのです。
窮屈だし、苦しいし、こんな自分は嫌だ!と感じているのに、何故、
<生き辛い生き方>を止められないか?
実は、そうしていると安心出来るから・・・なんです。
辛いのに、安心できる?
そんな相反する想いは、昨日今日で身についたものでは有りません。
Aさんが幼い頃に、まだ脳みそが柔らかく、何でもスポンジの様に吸収していた時代に。
【自分以外の人間を優先する】事でしか、生き残れない!!そうしないと死んでしまう!と思い込んだから、その生き方を選び取ったのです。
確かに、子供の頃は、親の意向に沿わなかったら、見放される=死・・・と思い込んでも仕方のない事、ですよね?
【死の恐怖】は、何物にも勝る、最強の恐れ。
幼い子供の頃は、その生き方が、安心で安全と感じられたのです。
でも、洋服でも靴でも、身体の成長と共に、“大きくなった自分”に合うように、買い替えて行きますよね?
心もそうなんです。
子供 ➡ 大人 へと、切り替えていかないといけません。
でも、大人のAさんを操縦しているのは、今も尚、弱く、無力だった子供のAちゃん。
大の大人が、幼い子供の言いなりに、なっているんですから、アチコチに食い違いが生じ、つじつまが合わなくなって行きます。
そりゃ~生き辛くて当然です。
しかし、生き辛いと感じているのに、【自分以外の人間を優先する】生き方を選んでいるのは、“死”への恐怖と。
それ以外の生き方を知らないから。
そう。
未経験の事は、命を危険にさらす事になりかねないので、全力で拒否する様に出来ているんです。
私たちは、一見どんなに不都合に、どんなに苦しそうに見えても。
自分にとって、得な事しか選びません。
慣れ親しんだもの = 安心(お得)
辛いのに、安心だと感じてしまうカラクリは、此処に在るのです。
で・す・が。
Aさんは、もう十二分に大人です。
自分の命は自分で護れるし、親の言う通りにしなくったって、“死”にはしません。
死なないんです!
嫌だな、やりたくないな、行きたくないな・・・と思ったら、やらなくても、行かなくても良いのです。
確かに最初は、まだ経験した事の無い未知の世界ですから、先が見えなくて怖いし、こんなに苦しい思いをするくらいなら。
【自分以外の人間を優先する】をしていた方が何倍もマシ!!
そう思ってしまう事も、有るでしょう。
だけど、諦めないで欲しいのです。
勇気を持って、自分の内側の恐怖へ、今まで自分が“お得”で“安心・安全”だと選んでいたモノは、勘違いだった!と言う事を。
何度でも、何度でも、自分自身に教えてあげて欲しいのです。
一番苦手な事に向き合い、それを乗り越えていく事でしか、あなたは“生き辛さ”から解放されません。
酷な言い方をします。
誰も、あなたを助けられません。
あなたを真の恐怖から救い上げ、安心・安全な世界へ誘えるのは、あなたしかいないのです。
骨がきしむ様な恐怖で、その一歩が、なかなか踏み出せないとしても。
あなたが「変わりたい!」「生き辛さから解放されたい!」と願うのなら、私が居ます。
一緒に頑張って行きましょう。