これから始まる韓国ドラマ
12月も後半 あれこれ追われて生きているうちに、あっという間に年の瀬。そんな年末にも始まるドラマがあります。「イ・サン」12月25日(木)から BSTwellV 水・木曜 16:00~18:00(MBC番組サイトより)2007年、MBCの月火ドラマ、全77話。TwellVでは、2話連続放送です。1762年、第21代王・英祖(ヨンジョ)の息子、思悼世子(サドセジャ)は何者かの陰謀により謀反の罪を着せられる。英祖の命により米びつに閉じ込められた世子は、そのまま非業の死をとげる。。。世子の息子サンは、父を救えなかった無念を胸に王位継承者に。サンの父を陥れた黒幕の派閥は、サンの命まで狙うようになるが、危機や困難を乗り越えつつ、祖父の英祖から王としての哲学を学んでいく。後に王様になるサンにはイ・ソジン氏。サンの子供時代にはパク・チビン氏。幼少の頃から友情をはぐくむソンヨンにはハン・ジミン氏。同じく、後にサンの護衛となるテスにはイ・ジョンス氏。祖父に当たる英祖にはイ・スンジェ氏。サンの正室、ヒョイ王后にはパク・ウネ氏。朝鮮王朝第22代、正祖(チョンジョ)の半生をイ・ビョンフン監督が描きました。英祖から思悼世子、正祖をめぐる時代は、韓国歴史ドラマでもテーマとしてよく取り上げられてきました。結構な長編のなか、若い頃からこれでもかというくらい幾度も生命の危機にさらされるのですが、それをかわして乗り越えるサンはかなりの強運の持ち主(という設定です)。イ・ビョンフン監督作品をよくご覧の方は十分お分かりかと思いますが、サンを支える味方グループ、命を狙う敵グループにはいずれもイ・ビョンフン監督作品御用達の俳優さんたちが登場します。「イ・ビョンフン テイスト」を楽しんでいただければと思います。このところ放送されることが多く、困ったときの「イ・サン」になってますね。。。「朝鮮弁護士 カン・ハンス~誓いの法典~」12月26日(金)から BS朝日 金曜 12:00~13:55(MBC番組サイトより)2023年、MBC金土ドラマ、全16話。BS朝日では再編集、全23話での2話連続放送です。(12月26日は1話のみの放送です。)百戦不敗の外知部(ウェジブ:弁護士のような職業)であるハンスは、幼なじみのドンチとともに都へやってきて民のための相談所を開設した。一方、亡き先王の娘ヨンジュは素性を隠してソウォンと名乗り、ソウォン閣という施設を経営しながら貧しい者の手助けをしていた。そんな中、梅酒を売るパク氏がチャン氏商団に商売を妨害され、途方に暮れてハンスのもとに相談にやってくる。ハンスにはウ・ドファン氏。ソウォン(ヨンジュ)にはキム・ジヨン氏。都の役人ジソンにはチャ・ハギョン氏。ジソンの父、領議政(ヨンイジョン)ジェセにはチョン・ホジン氏。ヨンジュ付きの女官ホン尚宮(サングン)にはシン・ドンミ氏。ハンスの幼なじみドンチにはイ・ギュソン氏。チャン氏商団を恐れる弁護士たちから断られ続け、最後の頼みの綱としてハンスの元を訪れたパク氏。誰もが負けるだろうと思った訴訟でしたが、ハンスの弁論と法廷の流れをすっかり変えてしまうほどの演技力で見事勝訴します。お調子者に見えて巧みな弁舌で勝訴をもたらすハンス。実は両親を理不尽に殺害され、心に大きな傷を抱えていて、復讐を誓いながら上京してきたのです。そんなハンスをユーモラスに演じたウ・ドファン氏、この年のMBC演技大賞で最優秀演技賞を受賞しました。さて、年末といえば恒例(?)の話数調整。今年はあの名作も、調整の憂き目にあいます。。。う~ん、こういうのって日本人~。「宮廷女官 チャングムの誓い」通常の月~金曜に45話~49話を放送後、土曜日に最終話までの残りの5話を集中放送します。 12月27日(土) 12:00~12:54 第50話 13:00~13:54 第51話 14:00~14:54 第52話 15:00~15:54 第53話 16:00~16:54 第54話(最終話)視聴中の方はご注意くださいませ。今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。