これから始まる韓国ドラマ
記録更新中~ 今週ご紹介するドラマは一本だけ。しかし、再放送率が非常に高い作品です。「トンイ」11月15日(金)から BS松竹東急 月~金曜 12:00~13:00(MBC番組サイトより)2010年、MBCの月火ドラマ、全60話。松竹東急での放送話数は不明ですが、前回放送時は全60話でした。朝鮮王朝第19代粛宗(スクチョン)の治世の頃、有力党派南人(ナミン)の高官が殺害される事件が起こる。黒幕のテソクは奴婢の逃亡を助ける秘密組織、剣契(コムゲ)に罪を着せ、捕らえられた首領は命を落とす。賤民の娘トンイは、殺害された高官の最期を目撃し、テソクたちから追われることに。実はトンイの父は濡れ衣を着せられた剣契の首領だった。トンイは父と兄が巻き込まれた事件の真相を探るため、宮廷に入り下働きを始めるのだが。。。トンイにはハン・ヒョジュ氏。トンイの少女期はキム・ユジョン氏が演じています。王様、粛宗にはチ・ジニ氏。チャン・オクチョン(チャンヒビン)にはイ・ソヨン氏。トンイの兄の親友、チョンスにペ・スビン氏。イニョン王后にはパク・ハソン氏。2010年MBC演技大賞受賞作(ハン・ヒョジュ氏)。ハン・ヒョジュ氏は、困難を抱えても明るく機転のきくキャラクターとしてトンイを好演しました。朝鮮王朝第19代粛宗(スクチョン)から第22代正祖(チョンジョ)、この時代は歴史ドラマでもよく取り上げられているのはご存じのとおり。史実に基づく歴代の作品と比較すると、イ・ビョンフン監督がてがけた演出はどぎつい悪人もおらず、明るめ、柔らかめの描き方です。イ・ビョンフン監督は宮廷のさまざまな部署をひとつずつドラマで紹介していまして、「ホ・ジュン」(1999年)では医療、「チャングム」(2003年)では調理、「イ・サン」(2007年)では絵画の部署でした。今回の舞台は、宮廷の音楽をつかさどる掌楽院(チャンアゴン)。ちなみに、史実上のトンイ(淑嬪チェ氏)は掌楽院にはいなかったようですが、これも時代ものドラマを華やかに楽しく見られる工夫ということで。。。さて、このブログは2009年11月から始めて、今月まる15年を迎えようとしています。「これから始まる韓国ドラマ」は、ご紹介した本数がのべ2,500本を超えました(!)重複分を除いて計算しても1,022本、あらためて結構な数ですねぇ。なかでも、今回紹介した「トンイ」はここでも16回(!)登場、これで17回目。平均すると一年に一度は放送されている計算になります。この機会に、この15年で登場回数10回以上のドラマを載せときます。17回 「トンイ」(2010年、MBC)15回 「イ・サン」(2007年、MBC)14回 「太陽を抱く月」(2012年、MBC) 「馬医」(2012年、MBC)13回 「宮廷女官 チャングムの誓い」(2003年、MBC)12回 「善徳女王」(2009年、MBC) 「キム秘書はいったい、なぜ?」(2018年、tvN)11回 「太陽の末裔」(2016年、KBS)10回 「ホ・ジュン~宮廷医官への道~」(1999年、MBC) 「ホジュン~伝説の心医~」(2013年、MBC) 「帝王の娘 スベクヒャン」(2013年、MBC) 「オクニョ 運命の女」(2016年、MBC) 「雲が描いた月明り」(2016年、KBS) 「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016年、tvN)時代劇強し、MBC強し、イ・ビョンフン監督強し、ですねぇ。これからはどんなドラマが記録を伸ばしていくでしょうか。機会があればまた、経過報告しますね。今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。