腹いっぱいになって、ごろんと寝転がる。
案の定、ちょっと残っちゃったけど、明日の朝食べたらいいね、って笑った。
残りを冷蔵庫にしまって、何かをゴソゴソと準備して。
「じゃーん、お出かけデート第2弾!!」
そう言ってパッと明かりを消すと。
部屋いっぱいに、星空が広がった。
思わず、息を呑む。
「おうちでプラネタリウムできる機械、買ったんだ。どう?」
寝っ転がった俺の隣に、寄り添うように寝そべって、そう言って小さく笑う。
俺は…。
「綺麗だね…」
ってうっとりと星空を眺める、コイビトの横顔をじっと見つめた。
綺麗なのは、オマエのほうじゃねーの?
なんて、口には出さないけど、さ。
俺の視線に気づいてこっちを見た、コイビトのおでこに、素早いキスをひとつ。
「もう、なに…?星、見てよ」、って笑うほっぺたに、もうひとつ。
ニノ…。って名前を呼んで、吐息を漏らす唇に、今度は深いキスをした。
そして。
満天の星空の中、デザートにコイビトを、堪能しました。
翌朝、
レジャーシートの上でそのまま寝ちゃってて、体痛い!ちょー痛い!って怒られたのはまた別の話。
おうちピクニックもなかなかいいな、野外で致してるみたいで、って言って蹴られたのも、別の話。
今度は、本当にお出かけ連れてってやろう、と心で思ったのは、ナイショ。ね?
おしまい。
.
__________
NAのつもりで書いてみました、が…、んー、どうかな…。
オスみあふれる男前ニノちゃんを書いてみたかったんですけど、
また、リベンジします!