コロナ後遺症になったことのない人を、たまに羨ましく思います。
そして、励ましたり心配してくれる人に対し、ありがたい気持ちと同時に
なんとも言えない距離感を覚え、強い孤独を感じてしまうこともあります。
誰かにすがりたい。
この辛い気持ちを肩代わりしてもらいたい。
助けてもらいたい。
でも、だれも、私の代わりを生きることは出来ません。
親友でも、恋人でも、親でも、どんなに近い存在であったとしても、それは無理な話なのです。
分かっているのに、たまに叫びたくなるくらい甘えたくなってしまいます。
その甘えの沼にのめり込むと、周囲への感謝を忘れます。
なんで私ばかりこんなに苦しまなければならないんだと、被害者意識ばかりが募り
いつの間にかこの世界を、人を、恨むような気持ちになり
そして、ひとりぼっちになります。
自ら、ひとりぼっちになる道を選択し始め、その歩みを止められなくなります。
「自分で自分の人生の道を歩く」ことを放棄し、いつしか心の闇に主導権を奪われ、虚無に呑まれてしまう…
それは、とっても怖いこと。
今日、ふとそんな気配を自分に感じたので書き残しました。
周囲への感謝を忘れず、たくさん頼りながら、自分の人生をしっかりと自分で生きること。
それが、コロナ後遺症に負けないために、大切なことなのかもしれないと思いました。