サワディーカー!

先週は4.5日ほど爽やかな心地よい「秋」のような陽気が続き、お?!ついにバンコクにも「冬」到来?!と思ったら・・・。

・・・もう終わってしまったようです・・・。
また暑くなってきましたしょぼん

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昨日は、こちらの親の会のイベントがありました。
ご縁あり知り合った、日本の某自治体の支援学校の先生達が視察を兼ねて来タイされているのですが、その中の1日を使って、子ども達と遊んでくださっている間に、親向けには勉強会をしてくださいました。

ほとんどのものが揃うバンコクですが、日本の支援教育の現状や現場の生の声にはなかなか触れるチャンスがないので、とても有意義な時間となりました。

こちらの親の会はダウン症だけでなく、発達障害のお子さんや聴覚、身体といろいろなハンディを持っているお子さんがいるので、勉強会でも広く他の障害についてもお話を聴く事ができました。

その中で、一番印象に残ったお話は「就労に必要な力」についてのエピソードでした。

お子さんが小さいと、就労なんて随分先の話だと思うと同時に、この子は就職できるのだろうか??と漠然とした不安を持っていると思います。

娘くらい大きくなってくると、今度は現実問題として、親の心にもどよよーんあせるとしたものが目の前に出てくるのですが、そんな私も勇気をいただいたお話なのでシェアしたいと思います。

クローバー  クローバー  クローバー

就労するのに一番大切な力、それは「愛される力」だそうです。

先生が以前受け持たれた、重度のダウン症のお嬢さん。
とってもおっとりした、かわいらしいお嬢さんでしたが、仕事のスキル的には、すぐに就職できるレベルとは学校も親御さんも思っていませんでした。でも、一応実習に行きましょうと企業に実習に行かれたそうです。

すると、実習先から「この生徒さんを雇いたい」とのお話が!

先生が「何の仕事で雇ってもらえるのか?」と聞いたところ「社長秘書」とのこと!!

なんでも、社長さんのタバコを買いに行くのがお仕事で、お買い物に行って戻ってくると冷蔵庫にはそのお嬢さんの好きなアイスが入っていて、それを1つ食べていいというお仕事(笑)


その社長さん「障害のある人を雇用するのが夢だった」そうです。


クローバー  クローバー  クローバー

「愛される人に育てる」

これは、これは自分も障害のある人と一緒に仕事をしていてとても大事な力だと思っていたし、同じように障害のある人と関わっているダウンママの先輩でもある友人とも同じ意見で、ずっとそこを目指して育ててきました。
しかし、やはり大きくなってくると、それだけで良かったんだろうか??と思う事もあったりして。。。

でも、この「愛される人に育てる」というお話は、実は本当によくあちこち現場の先生や担当者の方から話される事なんですよね。

そうだった、そうだった!と改めて思い直した貴重な時間でした。

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