ハッピーハッピー猫

福江から長崎に戻る前にさくっと寄れそうな赤島に上陸してみたにょん。

五島列島の赤島に行ったことがある人は、恐らくまわりにいないでしょう。すごくマイナーな島です。

インターネットが普及し、こうした離島の情報を集めることができるようになった。
観光地情報は市販されているガイドブックで情報を集めることができますが、マイナーな島の情報はブログが参考になりますね。
いつか離島好きな人が読んで参考になると嬉しいな。

福江港から黄島行きのフェリーに乗り20分程で赤島に着きました。一日2便だけです。





港にはポツンと防波堤記念碑があるだけで何もない。

あるのは波音と海風だけ。


白身魚と海老が捕れるが、野菜は育たないそうです。食物は福江からフェリーで持ってくるしかないそう。



人口わずか16名。
それでも少し増えているのだとか。
ちょっと前まで無人島になる心配があったそうだ。

赤島に来る人は珍しいのか、島の方から『何処から来たの?』『ちょっとお話ししましょう』と声をかけられます。

人の少ない離島はちょっと緊張しますね、島のひとからすると何もない島に来る人なんて珍しいのでしょう。


赤島神社

落ち葉を見ると秋を感じます。
小さな島からも季節を感じることができますね。


集会所

水道もなく、雨水でやりくりするんだそう。
保健所の許可が取れないため飲食店はなく、むかし簡易的に宿泊できるところがあったみたいですが、いまは無いそうです。自販機もありません。

貨幣経済から離れた世界。





台風の直撃から家を守るため高い石垣の壁が多く、石垣の壁のまるでダンジョンのよう。
観光地になっていないから、草ぼうぼうで、そのままの姿が残っています。



都会での生活は無駄が多い。と島の方はいう。

心の通わないものに時間を費やしている。

こういう何もないところで、考えさせられることがある。

離島で生活する人から気づきを与えてくれるでしょう。


こうした原風景を求めて私のように旅する人は、いつの時代でもいることでしょう。

島人はこうした風景を守ってくれるかけがえのない存在、島生活は不便で過酷なことが多い。感謝。

素敵な一日をピンク薔薇