胸に手



開いた手 胸に当ててみる そっと


握ってみる ぎゅっと


掴んだモノにカタチはある?


人の心は砂とおなじ


砂



掴んだ時

何かのカタチがあるのなら

心の砂 潤っている


けれどもスグに崩れてしまうようならば

雫が足りない


サラサラ… 掴んだ時 カタチにさえも遠くて

弱い風にも吹き散る

それほどまでに 乾いた心




雫のヒトに会ってみて

逢えるまで諦めないで 何度でも 探して


心の砂 潤せる ヒトというシズク



こもっていたっていいけれど

心の砂はこぼれるだけ

狭いトコロに落ちるだけ

見たことあるね それは時を刻むだけ



アナタの時間をただこぼすだけは

やはり 勿体ない気がする



砂時計
しずく



ほんの ひと滴

一滴の露

こんなに少しで

人の渇きは癒せない


一滴の水

一匹の蛍に足りる量


ひと滴の水に潤い

暗闇を灯す



ひとしずくの水

カタチを変えて人を潤す

蛍
夏の扉



一瞬のこと



目の前の扉は開いている



迫りくる熱


後ろから体を押される


あたらしい世界に飛び出すしかない



扉をくぐり抜けた


見回すと似たような仲間がたくさんいた



ゆっくり外の空気を吸い込むヒマもなく


自分を含めた仲間がいっぺんに集まった



まとまった重みは傾斜を滑り落ちるしかない



体は一瞬にして地面に落ちその姿をなくした




ボクたち汗の一生は とても短い




けれどまたすぐに

何かの扉の前に立たなければならないことも知っている



宇宙の扉




アナタは つよい人 強いひと 強い人…




弱気にくらい なることある




リー様
©djandyw.com






できるなら





過去形にはなりたくないもので…


影女性