ホームページトップ画面でもある通り、
10月1日をもってBeat Out Lifeは解散することになりました。
ここでは、そこに至った経緯や細かい心情について
少し記述しようと思います。
(歴史も振り返りつつ
まず、解散した理由ですが、
「自分の歌」に対する気持ちが一番の原因です。
簡単に言ってしまえば技量不足。
それによるメンバーへの申し訳ない気持ち、
そしてなにより自分自身が納得できない形になってしまったからです。
それは音楽・歌が好きだからこそでもあり、
ずっと戦い続けた問題でもあって、苦渋の決断でした。
「4人の方向性の違い」には度々苦しめられてきましたが、
その中でも最近は4人の良さがうまく混ざった曲ができてきました。
しかしさらに先に進むためには、歌唱力が必須で
逆をいうとそれがないと進めない状況だったと思います。
最後に、
こんな歌でも聞いてくれて方々へ、
素直に嬉しかったです、ありがとうございました。
技術はともあれ、いつでも全力で歌ってきたことに嘘はありません。
これからは地道に歌いつつ、バンドに合うではなく、自分に合う歌・曲を、時間に縛られずゆっくり探求していこうと思います。
鈴木 洋
【蛇足】
歌の限界までに至った経緯です(歴史みたいな
↓※長くなります
俺が歌を歌い始めたのは、
Beat Out Lifeの前身バンドTake Out
が活動した高2の春くらいから。
今から5年半も前からです。
最初はどうしようもなく下手で、
コンプレックスの塊みたいなものでした。
当時は正しい音程を出すことと、
腹式呼吸とはなんぞやということで頭がいっぱいでした。(なつかしー
高校卒業してもう歌うこともないかな、と考えてました。
しかし、大学の部活で組んだバンドで、ボーカル不足から
経験のある自分にギターボーカルを委ねられてしまします。
部活では最初に組んだバンドを一年続けるルールがありました。
つまり強制的に1年間また歌わなければならなくなりました。
そこからまた歌について考え・悩み・練習する日々が続きます。
もともと大学ではギターをやりたかったため、ギターの練習ばっかしてた時期もありましたが、
先輩や同期にアドバイスをもらいながら、地道に練習を続けていました。
安定はしませんでしたが、調子のいい日はそれなりに歌えるようにはなりました。
また、ごく一部ですが、自分の歌をいいといってくれた友人もいていろいろと意識が変わった年でした。
大学2年からはオリジナルをやりたいと思い、
作曲・作詞活動、部活の友人と外バンなどをしてました。
メロディ、歌い方について深く考えた年です。
大学3年から、本格的にBeat Out Lifeの活動が始まります。
久しぶりのライブや、いろんな曲を作っていく上で、
どのように歌うか、メロディをつけるか、
そして何よりどうすれば心に響く歌が歌えるか。
色々と考えてました。
正直言って俺の声は、
・特別魅力のある声質ではありません
(BUMPの藤くんや福山雅治など)
・昔より上手くはなりましたが、技量が揃ってるとも言えません
(裏声やビブラート、ピッチの正確さ)
じゃあどうするか、
綺麗に歌うよりも
「ありったけの気持ちを込めて、エモさで勝負しよう」
という結論にいたりました。
場合によっては汚くてもいいぐらいの考えです。
当時、andymoriというバンドのボーカル 小山田さんの歌い方に影響を受けました。
ビューティフルセレブリティという曲があるんですが、
「ボロボロのギターケースに僕の魂を閉じ込めて」
の部分の歌い方に衝撃を受けた記憶があります。
(ライブならまだしもCDの音源でこういう歌い方をするのがアリなのかと
ただ叫ぶとも違うし、なんとも言えない感じね。
この曲・この部分以外でも小山田さんの歌い方は好きで、
今までいそうでいなかったタイプじゃないかなと思います。
でも感情・力の込めすぎは人によっては好みが分かれるし、かなりリスクも伴うことが多いです。それでもこういう道を選択しました。
あとは単純に熱唱系が好きなのかもしれない。。。
だから「気持ち」の上ではサンボマスターとかエレカシみたいな感覚はあったのかもしれないですね。(そういうふうに聞こえなくても
でも、それを伝えるにも最低限のピッチの正確さや音の出方は必要になってきて、
結局は最初に戻って安定した技量が必要なんですよね。
(当たり前といえば当たり前だけど
そのためにいろんなことをやってきましたが、
最近それが限界を感じるようになってきてしまいました。
声って数ある楽器の中でも才能の差が大きい楽器じゃないかと思います。
それは体に依存する部分が極端に多いからです。
・性別・体格差で出せる帯域はだいたい決まってるし、
・もとから喉がめちゃくちゃ強い人、壊れやすい人
・なんも意識せずに自然と高音が綺麗に出せちゃう人、
など、様々です。
自分に合った帯域と歌いたい帯域がかぶれば一番ですがそんなに人生上手くはいかないものです。
自分は高い音の成分が少なく、高音を出すのが苦手です。
でもメロディに妥協はしたくないので、結構無理な歌い方になることもしばしば。
ただ高ければいいという問題ではないですが、
メロディにとって高音を非常に大事な部分で、キモだと思っています。
そういった葛藤の中で戦ってきましたが、大学卒業して時間がなくなるまでに
ある程度のレベルに達することができるかと言えば、答えはNOでした。
悔しいですが、これ以上自分のせいでバンドを悪くすることはしたくなかったというのが一番強い気持ちです。
なんだか全然まとまっていませんが、
少しでも自分の心境をわかってもらえれば幸いです。
鈴木 洋
