なぜ日本人はお花見をするのか?
自分は、このことを、ある神社の神官の方に教わったのですが、
実は、お花見こそ、古代日本人が実践していた、
夢(願い)を叶えるための引き寄せの法則だったというのです。
古代日本人の一番の願いは秋の豊作です。
稲がたわわに実り、
お米がしっかりとれることです。
その願いの実現を引き寄せるためにやっていたのが、
お花見だというのです。
どういうことか?
春に満開に咲く桜を、秋のお米の実りに見立てて、
仲間とワイワイお酒を飲みながら先に喜び、
お祝いすることで願いを引き寄せる。
これを
「予祝」(よしゅく)
というのだそうで、ちゃんと辞書にも載っています。
古代日本人がやっていた、夢の引き寄せの法則、
それが「お花見」だったのです。
夏の盆踊りも、秋の豊作を喜ぶ踊りであり、
予祝だったわけです。
祝福をあらかじめ予定するのです。
いわば前祝い。
先に喜び、先に祝うことで、その現実を引き寄せるというのが
日本人がやっていた夢の叶え方なんだそうです。
「予祝」は、偉人たちも当たり前のように使っています。
たとえば、長嶋茂雄。
1959年、天皇・皇后両陛下を迎えて行われた天覧試合。
読売ジャイアンツVS阪神タイガース。9回裏で4対4の同点。
両陛下が警備の都合、野球観戦できる時間は21時15分までだったため、
延長戦に入った場合は両陛下は途中退席になるという状況でした。
9回裏、この大事な場面に先頭バッターとして回ってきたのが長嶋茂雄です。
天皇陛下が退席されるタイムリミットまであと3分という21時12分。
なんと、ここで、長嶋はサヨナラホームランをかっ飛ばしたのです。
プロ野球が国民的スポーツになった瞬間でした。
実は天覧試合前、長嶋はスランプのドン底にいました。
だからこそ、本能的に「予祝」をやってのぞんでいたのです。
長嶋さんは、最寄りの駅でありったけのスポーツ新聞を買ってきて自分で見出しを書き込んでいったのです。
用意した赤、青、黄色、緑のマジックで、新聞一紙ごとに
「長嶋サヨナラ本塁打」
「天覧試合でサヨナラ打」
などと大きく書き込んでいったのです。
「長嶋の一発に尽きる。
さすがにゴールデンルーキー。
歴史に残る一発だ」
そんなふうに監督談話まで勝手にマジックで書き上げ、
先に喜び、祝杯をあげていたのです(笑)。
その予祝は、すべて現実となりました。
ソフトバンクの孫正義さんも、プロジェクトを立ち上げる際は、
先に部屋のなかでガッツポーズをして、そのプロジェクトが成功したときのことをイメージし、先に喜んじゃうそうです。
まさに前祝い、予祝です。
発明王エジソンも、発明する前に、
「それをすでに発明しました」
と発表することがよくありました。
もう先に記者発表して、できたことをお祝いしちゃうのです(笑)。
前祝いしたことが、全部、怖いくらいそのとおりに実現したのです。
これが「予祝」の威力です。
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