2024年は「うるう年」です。
うるう年といえば、「2月29日がある年」「4年に1度」と認識している方が多いと思います。
しかし、なぜうるう年があるのか、必ずしも4年に1度とは限らないということを、改めて知りました。
うるう年でない通常の年は、「平年(へいねん)」と呼ばれ、普通1年は365日と言いますよね。
この平年の年間日数「365日」は、地球が太陽の周りを1周する公転周期にあたります。
しかし、地球の公転周期は正確には365.24219日であり、毎年約6時間(0.25日)のズレが生じていることになるそうです。
このずれが積み重なると、数年後には季節とカレンダーの日付が大きくずれてしまいます。
このずれを修正するのが、うるう年です。
うるう年を設けることで、1年あたり約6時間のずれを、4年でまとめて1日分(=24時間)にして調整しているのです。
また、うるう年は必ずしも、4年に1度、4の倍数年では無い、次のようなルールがありました。
① 西暦年号が4で割り切れる年をうるう年とする。
② ①の例外として、西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年は平年とする。
下記の年はすべて、4で割り切れる4年ごとに並んでますが、2100年だけ特別でした。
2024/2028/2032/2036/2040/2044/2048/2052/2056/
2060/2064/2068/2072/2076/2080/2084/2088/2092/
2096/2100 ←100で割り切れて400で割り切れないから=平年(うるう年じゃない)
直近で例外となるのは2100年。
76年後、注意が必要ですね。