選出方法は記者投票で、投票資格は全国のプロ野球関連記者(5年以上担当)に与えられており、1・2・3位の選手名を書いて投票します。



また、MVPの選出基準は明確には定められていませんが、基本的にはリーグ優勝したチームから選出され続けています。

優勝チーム以外でも、特筆すべき成果を残した選手にMVPが与えられることが稀にあります。



しかし、他球団に日本記録更新や三冠王レベルの成績を残した選手がいなかったため、2023年のセ・リーグのMVPは阪神から選出されるものと思われます。

可能

選手名成績タイトル
村上 頌樹(阪神)22試 10勝6敗1H 防1.75 WHIP0.74最優秀防御率
大山 悠輔(阪神)143試 率.288 19本 78点 出.403 OPS.859最高出塁率
近本 光司(阪神)129試 率.285 8本 54点 28盗 出.379 OPS.809盗塁王
岩崎 優(阪神)60試 3勝3敗35S 12H 防1.77 WHIP0.82最多セーブ
岡本 和真(巨人)140試 率.278 41本93点 出.374 OPS.958本塁打王
東 克樹(DeNA)24試 16勝3敗 防1.98 WHIP0.95最多勝利
最高勝率
中野 拓夢(阪神)143試 率.285 2本 40点 20盗 出.349 OPS.692最多安打
大竹 耕太郎(阪神)21試 12勝2敗 防2.26 WHIP1.02なし
牧 秀悟(DeNA)143試 率.293 29本 103点 出.337 OPS.867打点王
黒太字はリーグ最高



【2023年セ】MVP可能性が高い選手

一番MVPの可能性が高いと予想するのは阪神・村上投手のようです。

過去の受賞者を見ると、どれだけ印象的な活躍を見せたとしても、数字(成績)での足切りは存在します。

打者であれば3割30本100打点のどれかは必須ですし、投手であれば最低でも2ケタ勝利、防御率1点台は必須です。

そうなると、WAR1位の近本選手や4番の大山選手は確かに印象的な活躍を見せたものの、数字のインパクトに欠けるのがネックになります。

一方で、村上投手は2ケタ勝利を達成し、最優秀防御率のタイトルを獲得しているので、歴代の受賞者と比較して数字的に見劣りすることもないですね。