朝から忙しい一日が始まった。
夫も私も仕事だったので、一緒に過ごす時間は限られていた。朝は、夫と共に朝食を摂りながら、クリスマスについて少し話した。
クリスマスの意味やその背後にある、
歴史的背景について考えながら、普段はあまり触れない話題を楽しめたと思う。
特に午後は仕事が立て込み、忙しく、心はどこかクリスマスの静かな夜に思いを馳せつつも、集中して業務をこなした。
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思考が次々と深い問題に向かうのを感じると、
自分の色々な特性が生活の中で小さな違和感を生んでいる気がする。でも、お陰で物事を俯瞰して見る視点が自然に養われてきた気がするのだ。
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夜、帰宅後はクリスマスの特別な時間を満喫できた。
早く帰った夫が、お刺身を並べ、ピザを頼んでくれていた。去年は私が用意したけれどメニューが、全く同じで二人で笑ってしまった。
去年は、ケーキがあったけれど、今年はやめた。代わりに夫おすすめのブランデーを少し。
夫からのプレゼントは、某ブランドのトート、A4が余裕なのは嬉しい。私からは、シルクのマフラー?スカーフで。おしゃれで、これからさらに寒くなっても、首を冷やさないためにもいいかと。厚いマフラーは邪魔だろうし。
夫とクリスマスを過ごした後は、ひとりの時間を楽しむために、クラシック音楽を流した。選んだ曲はバッハの「メシア」(メサイア)。静かな部屋で、美しい旋律に身を委ねると、心の中が落ち着き、過去の一年を振り返る静かなひとときが流れる感じ。
音楽は、日々の雑多な思考を整理し、深い感覚に触れる時間を与えてくれる。
特に「メシア」は、音楽そのものの構造に知的な美しさを感じさせ、思考をさらに広げてくれる。
仕事もあり、忙しかったけれど、去年より心が和んだクリスマスだった。
来年も、今年よりいいクリスマスを過ごせるように、頑張ろう。
