『星の王子 ニューヨークへ行く』(80点)②かんそ〜。

『かんそ～をよく読めってんだ！アホんだら！』


エディ・マーフィーが最強だった時代の代表作の1本である『星の王子 ニューヨークへ行く』
この頃のエディ・マーフィーと言えば、当時のハリウッドを象徴する俳優でした！
凸凹刑事コンビが活躍する、定番な作品である『48時間』でデビューし、
(この名作がデビュー作とは知らなかった！驚き！)

『エディと言えばコレ！』の『ビバリーヒルズ・コップ』、

特殊な能力を持った子供を悪魔から守る守らないっていう話の『ゴールデンチャイルド』
(これが個人的にとっても印象深い！)

などで、単純なストーリーだけれども、圧倒的な面白さ、圧倒的な爆笑ネタを繰り広げていました！
90年代には、ちょっと人気が落ちるエディだけど、ブクブクに太った教授が活躍する『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』や、

動物とおしゃべりするドクターが活躍する『ドクター・ドリトル』、

爆発的なヒットとなったアニメ『シュレック』でドンキーというキャラクターの声を演じたりして復活しました！
(全盛期ほどではないけどね)

そして、歌姫ビヨンセが映画出演したことで話題になった『ドリームガールズ』で、

ゴールデングローブ助演男優賞を受賞し、念願(？)の俳優としての演技が認められたのです！

『オッケ～よ～！』


んで、こないだ、たまたま、WOWOWで『星の王子』が放送されていて、僕は『うぉ～！懐かしい～！』となったのです！
なんてったって、エディ・マーフィー黄金期を見て育った僕としては、昔の彼の映画を見ることは、『ふるさと』に帰るような、なんか懐かしいカンジになるのです！

『おかえり～！』


んで、実際に見て驚いたんだけど、前回レビューした『グーニーズ』とは違って、この映画は公開後25年経った今見ても、色あせることなく、すんげぇ面白かったのです！

『今もイケイケ！』


自分で何も決めたことがない、何もやったことがない、無知で純粋な王子である主人公が、遠い異国の地であるニューヨークでドタバタやるっていう、単純なストーリー！
単純なストーリーなんだけれども、逆に言えばシンプルで分かりやすいのです！
ていうか、本当はストーリーはどうでも良くて、爆笑シーンがいっぱいある、いや、いっぱいあり過ぎて面白すぎるのです！
こんなのとか↓

こんなのとか↓

こんなのとか↓

最高にウケる！
『最高にウケるんですけどぉ～！』なんです！
そんな最高にウケるんですけどぉ～なシーンがいっぱいあって、笑いでお腹一杯です！

この時代のコメディ映画って、下品なネタもあるけど、全体的には明るいジョークが多くて、見た後に『面白かったなぁ～！』って思えるんだよねぇ！
笑いのセンスが良いんですよ！
ところが、最近のコメディ映画って、人をバカにしたりするネタとか、下品なネタばっかりで、ひねりがないような気がしますなぁ！
(まぁ、僕は下ネタも大好きだけど！)
最近のコメディ映画はネタが下品になってるんじゃないかなぁと、『星の王子様』を見て気づきました！

ちなみに、この『星の王子』ではエディ・マーフィーは1人で何役も演じていて、この人とか↓

この人とか↓

この人とかは↓

エディ・マーフィーです！
さらに言えば、『星の王子』でアキームの親友セミーを演じ、絶妙なアクセントになって、エディに匹敵するほどの活躍を見せたアーセニオ・ホールも

何役も演じています↓

エディは当たり前だけど、このアーセニオ・ホールっていう人も、かなりいい仕事をしてたんだけど、この映画以外では名前を聞いたことがないんだよねぇ！
TVショーの司会をやったりして人気者になったらしいんだけど、僕はよく知らねぇや！
まぁ、だから、とにかく、このアーセニオって人にも注目してくれって～の！

(現在の『星の王子』コンビ！
なんか、2人とも若いっ！)

さらにちなみに、僕が一番爆笑したのは、アキームが床屋に入った時に、中にいた人が『おい！クンタ・キンテが来たぞ！(笑)』って言ったシーンです！
クンタ・キンテってのは、アメリカ人なら誰もが知っているような、1977年に制作され社会現象になったテレビドラマ『Roots』(ルーツ)の主人公の名前です！

(これが『ルーツ』！アフリカで生まれたクンタ・キンテが奴隷制度に苦しみながらも生き抜き、何世代にも渡って自由を求める、スーパー感動作です！この作品は神です！)

(ちなみに、その主人公クンタ・キンテを演じたジョン・エイモスが、『星の王子』では、ヒロインのリサの父親役であり、ハンバーガーショップのマクドウェルの店長役で出演しています！
なかなかの演技ですよ！)


っていう、アメリカ人なら爆笑なはずのボケが僕的には、すんげぇウケて、声を出して笑ってしまったんだけど、分かる人いるかな？
じゃあ、分かんない人はとりあえず、『ルーツ』を見ましょう！
たしか10時間くらいあって、すんげぇ長ぇけど！



(かんそ～。Part2へ続きます！)


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