『アバウト・シュミット』(80点)

『私の人生は何だったのか？』
2002年公開作品。

あらすじです！
全米屈指の保険会社に勤めるウォーレン・シュミット（ジャック・ニコルソン）は、今日で定年退職の日を迎えました！

華やかな営業職ではなく、地味な分析の仕事をこなし、平凡な生活を送ってきたサラリーマン生活がついに終わったのです
んで、知人から定年退職を温かく見送られるシュミット

そして翌日からは「仕事の無い」新しい生活が始まるのです！
しかし、趣味という趣味も無いシュミットは、この新しい生活をうまく過ごせず、ただダラダラと時間が過ぎていくばかり

一方、長年連れそった奥さんは計画していた老後が楽しみそうだし、

大切に育ててきた1人娘は、

頼りのない低級な男と結婚間近

(こちら、低級な男！)


そんな、楽しくもない、希望を持てない、ヒマな生活だから、退職した会社に用も無く行くんだけども、特にアドバイスを必要とされず、自分の後任の若造が上手く仕事を回している状態でした
自分が多くの時間を過ごし、尽くしてきた会社でしたが、自分の代わりはすでにいたのです！
はたして自分は本当に会社に必要な人間だったのか？
そんな風に自分の会社人人生を振り返るシュミット

んで、やっぱり、家に帰れば、そこにはムナしい時間があるだけで、自分の居場所とはとても思えません
「一体、私はどうやって老後を過ごせばいい？」
そんな風に今後の生活に悩んでいたシュミットにトンデモなく思わぬ出来事が起きます！

そのトンデモない出来事やら、いろんなことやらにより、シュミットは自分の人生を振り返ります！
『自分の人生は誰かの役に立ったのか？』と

そして、家族やいろんな人と関わっていくシュミット

(ちなみに、この人は『ミザリー』主演のキャシー・ベイツ！熱演！)

そして、大反対だった娘の結婚式でシュミットがとった予想外の行動とは？

そしてそして、シュミットが最後に手に入れたものとは？

全体的には笑えるストーリーですが、俳優界の頂点に君臨するジャック・ニコルソンが濃厚過ぎる演技で、ちょっと変わったオジサンである主人公シュミットを絶妙に表現しています！
そして、最後には泣いてしまうんです！
ひさびさに良作に出会えたと思えた、心に残る作品です！
ぜひ、ご覧ください！

(ハングルver.)


感想はまた明日とかに～！
お楽しみに～！