すすきのLOVERS1989 -2ページ目

すすきのLOVERS1989

1989年。すすきので水商売の世界に飛び込んだ21歳の「ヒィ」。移り変わっていく季節と恋と友情・・・
実体験をベースとしておりますが、ストーリー、人物名などは全てフィクションです。

お仕事が忙しくて、

なかなか毎日のストーリー更新が難しくなってきた。

なのでちょっとしたこぼれ話。

「子種が欲しい」すすきのLOVERS 036

で登場したソープ嬢のミキちゃん。

その当時から数年後、

自分の自宅近くで、

自転車に子供を乗せている姿を何度も目撃。

結婚したのか、

それとも子種だけ授かったのか、

とにかく希望通りに子供が生まれたようでなにより。

近所ではボサボサ頭のスッピンで歩いているので、

見つけても声はかけないようにしていた(笑)


2010年01月16日発売藤宮えりか/VOLTAGE-X 裸沁
必ず行くから、

と言ったマスターはまだ来ない。

しかし次から次へと来店があり、

21時過ぎには満席となった。

ヒィはキクさんと二人で必死に営業を続ける。

終電の時間に客が入れ替わる頃には、

もう声がかすれてきていた。

深夜2時を回っても、

すすきののホステス達のアフターで、

店内は混雑し、

酔っ払いが溢れていた。

そんな時、

キヨミちゃんが約束通り、

客らしい男の人と一緒に現れた。

30人以上の客を、

キクさんと二人で捌いている状態で、

キヨミちゃんの席について、

ゆっくり話すこともできなかったが、

連れの男の客がトイレに立った瞬間、

キヨミちゃんがヒィを手で呼び寄せた。

ヒィは灰皿を交換しながら、

キヨミちゃんの近くに寄る。

「ヒィ、あのね。

私、あのお客さんにプロポーズされてるんだ」

「え、?そうなの?」

「うん、どうしよっかなぁ。

ヒィは私になびいてくれないしな」

「ん、そんなこと・・・」

男の客がトイレから戻ってきた。

ヒィは笑顔で水割りを作り、

テーブルを軽く拭き、

カウンターへ戻った。

朝5時、

閉店時間となり、

お客さんが帰りだす。

キヨミちゃんと、

連れの男の客をエレベーター前まで送りに行った時、

ヒィの胸はキュッと痛む。

なんだろうな?俺って・・・

静けさの戻った店内で、

キクさんが後片付けをし、

ヒィが売上げの集計をする。

「おっ、100人超えてますよ今日は」

「スゴいね。大入りイったね」

「はい、んっと、29万です」

「今日の売上げで家賃大丈夫でしょ、きっと」

パブBは一日の売上げが25万円を越えると、

大入りと称し、

大入り袋に入った千円がスタッフに渡される。

「けど、マスターいないっすね」

「うん、明日にでも貰えるんじゃない。

中身千円だしいつでもいいよ。帰ろ帰ろ」

店のシャッターを下ろし鍵を閉め、

二人はビルの裏口から出た。
$すすきのLOVERS1989-091120_2331~0001-0001.jpg

キクさんの彼女のリョウコさんが待っていたので、

そこで別れた。

ヒィはすぐにタクシーには乗らずに、

36号線沿いを西方向へ向かって歩き出す。

ナオとキヨミちゃんの顔が浮かんだ。

何なんだろうな?俺って・・・

■期間限定!全品ラッピング無料!【21%OFF!】滝沢乃南 好きだから…(DVD)








やっぱりちょっと早かったかな。

一番乗りで店に着き、

シャッターを開ける。

昨日の営業の洗い物が少し残っていて、

一日経ったビールのニオイがツンと鼻につく。

明かりを点けようとスイッチを押す。

「あ、あれ?」

電気が点かない。

ブレーカー落ちてるのかな?

ドアをいっぱいに開け、

廊下からの明かりが店内に入るようにして、

カウンター内のブレーカーを見る。

落ちてない・・・

停電?

いや、よその店は普通に点いてるみたいだ。

カラオケの音が聞こえるし。

どうしよう。

その時、

店の電話が鳴った。

「ありがとうございます。パブBです」

「ヒィか?おはよう」

「あ、マスター、おはようございます。

店の電気が点かないんですけど・・・」

「うん、わかってる。ちょっとそのまま待っててくれ。

遅くなっても必ず行くから」

「はい、わかりました」

何だろう?

マスターは電気が点かない理由がわかってるみたいだ。

営業開始の19時が近くなり、

キクさんが出勤してきた。

「おはようございます」

「おはよー。あ、やっぱり電気点かない?」

「はい。ブレーカーも見たんですけど・・・」

「うん、それが理由じゃないんだ。

ちょっと管理室に行ってくるわ」

キクさんはビル最上階にある管理室へと行ってしまった。

ヒィはまた暗がりの店内で独りになる。

数分後、突然電気が点いた。

キクさんも戻ってくる。

「うん、やっぱりマスター家賃払ってないみたい。

電気止められてた。

とりあえず1万円入金してきて、

今日は営業させてくださいってお願いしてきた」

「えぇっ!そんなに売上げ厳しいんですか?」

「いやぁ、そんなに悪い売上げじゃないはずなんだけど、

マスター使っちゃってるのかな?

よくわからん」

「そうなんだ・・・それで最近、

客呼べって厳しく言われるのかな」

「それもあるんだろうけど。

まっ、今日は土曜日だし、

がんばって稼げばなんとかなるよ」

「そうっすね。がんばりましょう」

とりあえず、なんとか今日は営業できることになったようだ。

ヒィとキクさんは急ピッチで開店の準備を始めた。


Hカップの究極爆乳!洋子のボディはダイナマイトセクシー!松金洋子 DVD「抱擁論」【グラビアアイ...
ナオが鍵を置いていってから一週間が過ぎた。

あれから店にも飲みに来ていない。

ヒィはどうしていいのかわからず、

ただ時だけが過ぎていった。

すっかり日が長くなった6月の夕方。

出勤前にブラブラとすすきのを歩く。

東急インの前で、

偶然、キヨミちゃんに会った。

そうだった。

店を辞めて一緒に住まないかと言われていたんだ。

あれからキヨミちゃんにも会っていないし、

連絡もしていなかった。

「おはよーございますぅ」

「おはよう、ヒィ。

今日仕事終わったら店に行くね」

「はーい、待ってますよ。

がんばってください」

最近は、

毎日必ず客を呼べとマスターに言われていて、

マスターが早い時間に出勤している日は、

その日来てくれる客の名前を言わなければならなかった。

札幌に友達の少ないヒィには、

それが日に日にプレッシャーになってきていた。

なので、

一人でも来てくれる人の名前がわかっているのはありがたかった。

土曜日の営業、

忙しくなりそうだ。

ヒィは少し早かったが、

パブBへと向かうことにした。

 【新品】アイドルDVD 島田和菜/ERECTION

「マスター、大丈夫っすか!?」

「あぁ、ダメだわ。

急に眠くてたまらなくなった・・・」

「具合悪くないっすか?

少しそこで休んでてください」

ピークの時間帯。

とりあえずマスターをそこで休ませ、

ヒィとキクさん二人での営業となる。

ハプニングと忙しさで、

虚ろな気分など吹き飛んでしまった。

頂いたビールを飲んでも、

すぐ汗になって流れてしまう。

2時間ほど必死で頑張っただろうか。

深夜1時過ぎ、

ようやくマスターが回復した。

その時、

客のサトシがヒィを呼ぶ。

サトシは元暴走族で、

少年院時代の仲間とツルんで、

最近しょっちゅう飲みに来るようになった、

ヒィより一つ年下の男だ。

「ヒィちゃん、ゴメン。

実はイタズラで、マスターのグラスに、

ハルシオン入れちゃったんだ」

「マジで?そりゃぁないよぉ・・・」

「ゴメン、マスターに謝ってくるわ」

「怒りはしないと思うけど。

マイったなぁ・・・」

ビールにハルシオン。

そりゃ急に眠くなるわけだ。

マスターがヒィを呼ぶ。

「おーい、ヒィ。

サトシがお詫びに、

好きなだけビール飲めってよ。

俺は今日はもう無理だから、

ヒィ頼むわ」

・・・

・・・・・・

今度はハルシオン、

入ってないだろうな。

ヒィは不安になりながら、

サトシ達の席に着いた。

2009年11月20日発売岡田真由香&松坂南/乳フェス

昨日はお疲れモードだったので、

本編の更新はお休み。

やらなくちゃいけないことには手をつけず、

いつもより1時間早く就寝。

おかげで今日はちょっと元気♪


現在は札幌から離れて暮らしていて、

すすきのに行く機会もなかなか無かったのだけれど、

先日久しぶりに所用ですすきのへ。

本編でたびたび登場する焼肉屋さん、

まだあるかな?

なんて近くを通ったら、

まだあった!
$すすきのLOVERS1989-091116_1057~0001.jpg

もうあれから20年以上も経っているのに、

まだ営業しているお店は貴重だよね。

いつかまた行ってみたい・・・
ヒィは東急インの前を駆け抜け、

ジャンボ1000の手前を左に曲がる。

パブBのあるビルの裏口から入り、

一気に階段を駆け上がった。

店の入り口は、

帰る客と、

席のセットを待つ客とでごった返していた。

客の間を掻き分け店内に入る。

息を切らしながらマスターに言った。

「やっぱり今日もがんばります」

「わかった。カウンターに入ってくれ。

ホールは俺とキクでやるから」

「はい!」

カウンターに入ると、

カラオケの入力待ちが50曲以上もある。

滞らないように、

入力しながら、

シンクに溜まった洗い物を片付け、

カウンターのグラスを見回し、

ビールを注いだり、

水割りを作ったり、

話しかけられれば笑顔で答える。

土曜日の嵐のような営業に、

息つくヒマもなく時間は過ぎた。

ナオのことは気になるけれど、

忙しさのおかげで少し気が紛れた。

そんな時、

マスターが客席から死角になる、

カウンター横の製氷機の前で、

突然、

崩れ落ちた・・・


【送料無料選択可!】メロメロ~ン 小林ユリ / 小林ユリ

二日酔い、

寝不足、

その夜、

虚ろな気持ちでヒィは出勤した。

土曜日の夜だというのに。

21時を過ぎ、

客がどんどん入り出しても、

笑顔を作ることさえ難しかった。

そんなヒィの状況を察したのか、

マスターがヒィを客席からの死角に呼びつける。

「ヒィ、今日は帰れ。

俺とキク二人でなんとかなるから。

仕事は今日で終わりなわけじゃない。

ゆっくり休んで明日からまた頑張れ」

叱られる、

と思ったヒィは少し拍子抜けしたが、

マスターの優しい言葉に心が少し休まった。

店を出て、

ブラブラと歩いてみる。

土曜の夜、

すすきのは活気に溢れ、

人々が楽しそうに歩いていた。

すすきの交差点の辺りにくると、

どこかのパブのスタッフが、

元気にビラを配っていた。

ヒィも受け取る。

「パブD」

配っているスタッフは、

ヒィと同じくらいの年齢の男の子だった。

頑張っているなぁ・・・

本当ならヒィも今頃は忙しい店内で、

汗をかきながら動きまくっているはずだった。

ナオとは終わったのかな。

終わったかもしれない。

けど、マスターは言っていた。

仕事は今日で終わりなわけじゃない。

マスターとキクさん、

二人で忙しいだろうなぁ。

「よし・・・」

ヒィはパブBに向かって走り出した。



【送料&代引手数料無料】完全保存版 眞鍋かをり~大人のKAWORI~トレーディングカード1ケース...
1時間ほど床に座ったまま寝ていただろうか。

ヒィはお尻や腰や背中が痛くなって立ち上がった。

ナオを抱え上げベッドに横たえる。

なんか暑いな。

何時だろう?

窓からは強くなり始めた6月の太陽の光が差し込む。

もう12時を過ぎていた。

さすがにキツいな。

もうちょっと寝よう。

ナオの横で、

ナオの寝顔を見ながら、

心の中が、

なんとも言えない柔らかな感じになり、

またいつのまにか眠っていた・・・

・・・・・・


夕方。

今日は深夜勤務のナオが帰り仕度をする。

「いっぱい飲んじゃったね。

変な話をしちゃってゴメンね」

「いや・・・なんか、

ナオのこともっと好きになった・・・」

「ヒィ、あのね」

「なに?」

「ううん、なんでもない。

じゃあね」

「下まで送るよ」

「いいの。ここで」

そこだけ少し強い口調で、

何故か泣きそうな顔でナオは言った。

「わかった。またね」

ドアが閉まり、

階段を下りる音が聞こえた。

ヒィはベッドに戻り腰を下ろす。

手に何かが触れる。

ヒィの部屋の合鍵だ。

ナオ、忘れて行ったんだ。

追いかけようと玄関まで行きかけて立ち止まる。

鍵を握り締めて、

その手を見つめた。

鍵は忘れていったのではなく。

置いていったのだと、

なんとなくわかったから・・・


 【新品】アイドルDVD 島田和菜/存在犯罪