※娘は偏差値で言えば日能研R4や四谷大塚で国算二科目の6年生年間平均で60ないかなと思います。最高時65程度(1度だけです)。国算2科目では6年生時の平均偏差値50台後半ぐらいです。英語は最終的には英検準1級であれば10回受けて9.9回は合格するであろうというぐらいのレベルでした。しかし英検1級には届かないと思います。我々父娘は帰国子女入試の情報がなく、本当に苦労しました。全て返事できるか分かりませんが、ご不明な点はメッセージをいただければできるかぎり返信します。
※主観で書いている部分も多いです。
※このブログではN偏差値で~55中堅校、~60上位校、~65難関校、65~超難関校と定義しています。
※四谷大塚の予習シリーズは大幅改定されていますので、参考にならない可能性があります。
前回からの続きで我々がやっていた計算の教材を紹介します。
全体的な学習構造ですが、4-5年時にサピックスの計算コンテストで中受向けの考え方を学んだことが一番大きかったと感じます。そして6年生に実際の入試問題演習になだれ込みました。
4-5年生は計算コンテストだけでした。海外で入手困難ならば四谷大塚の「計算 小5」で良いと思いますが、「計算」は方法論的なところが物足りないと思いました。4-5年生のうちにじっくり一通りのテクニックを身に着けるために、中受向けの計算に慣れるための計算コンテストがあって役に立ちました。
小6は「計算 小6上」から始め、その後に「中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問」、そして最後に「受験校の過去問」という感じで進めました。
4年生
・サピックス 計算コンテスト
全部やったと思います。分配法則や単位計算、規則性などの基本は全てこれで学びました。
海外にいると、入手が大変です。
4年生のときにやったのはほぼこれだけ。
・「中学入試計算名人免許皆伝」
中受のテクニック的な話が詰め込まれています。読みものとして使ったのみです。
5年生
・サピックス 計算コンテスト
全部やったと思います。分配法則や単位計算、規則性などの基本は全てこれで学びました。
海外にいると、入手が大変です。
・四谷大塚 予習シリーズ「計算 小5上」
・四谷大塚 予習シリーズ「計算 小5下」
70%程度やりました。基礎的ですが、一行問題や図形も時々入ってきます。計算だけではない基礎力が身につきました。
一行問題は予習シリーズ本体の範囲と連動しているため、その週の学習範囲の強化にもなりました。
・日能研 「マスター1095題 一行計算問題集 5年」
ほぼやっていません。
解説が薄い気がしました。
6年生
・四谷大塚 予習シリーズ「計算 小6上」
ほぼ全てやりました。小5よりも一行問題が増えます。計算だけではない基礎力が身につきました。
一行問題は予習シリーズ本体の範囲と連動しているため、その週の学習範囲の強化にもなりました。
・四谷大塚 予習シリーズ「計算 小6下」
ほぼやっていません。帰国生入試が10月から始まるため。というか帰国生に時間の余地なし。
・旺文社 「中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問」
「計算小6上」が終わった7月下旬ごろから始め、全てやりました。娘は×になった問題を直前期まで何周もしました。中堅校から超難関まで幅広い入試問題が掲載されています。実際の入試問題だけあって、今まで紹介している↑上の問題集のどれよりも難しかったですが、入試問題に慣れることができました。計算の解説は大変丁寧でした。計算過程まで全て掲載されています。
・「受験校の帰国生入試過去問の計算問題」
最重要。受験期に突入する10月ごろからはほぼ毎日過去問の計算問題を本番の想定時間に合わせて解きました。
すると、毎年同じようなテクニックを使う計算問題が出ている等の傾向も見つけました。
ある学校では、間違えた問題だけを集めて、試験本番と同時間でやったりしました。
・日能研 「マスター1095題 一行計算問題集 6年」
ほぼやっていません。
解説が薄い気がしました。
忍び寄る敵潜水艦隊!弱そうに見えるが撃沈されていることにすら気づけない・・・。
帰国生入試では要注意筆頭の項目!!!
↓もしよろしければモチベーションアップのために応援お願いします。