視界に入るたびに過呼吸になりそうな番手抜けのアイアンセットに、番手補完のチャンス到来。この度、無事落札となり詳細を語ります。モノはミズノ、セベアイアンの9番。提供されていたのは4番、8番と9番。これは必要な方しか応札するもんじゃない。

以前セット物が提供されていたのは、4番からだったし、8番も抜けていたので、単品で提供してくれないものか問い合わせた。お相手はリサイクルショップのようで、セットのアイアンをバラしたら残ったものはどうなるのか考えてほしいとのことだった。その提供価値は番手抜けのジャンク詰め合わせでしたが、かなり強気なもの。ウッドからユーティリティーやパターにウェッジと番手抜けの半端モノがそれなりのバックにセット。ただ、近代モノに興味のないブログ主にとっても、パターやウェッジに、ユーティリティーなんかを個別に提供すれば、強気なセット価格を簡単に上回ると予想もできた。でも、ご提供側はリサイクルショップ、そんな手間をかけて最後にどうしようもないジャンクが残るのを嫌われたらしい。

ついでに同じショップが別に出しているジャンクセットには、このアイアンセットから迷い出たと思われる3番が見える。確か抜けていた番手は8番だったかな。ブログ主が必要なのは9番で、4番と8番は不要。最近は再掲出がなく、もしかして落札された方がいたなら、不要な8番を使っていただくのもありかと考えます。ついでに番手補完していたMS-3の9番も使わなくなるわけで、3本の不要番手が残る。こんな番手は他にもあって、痛風発作が出た時に必需品になる杖と一緒にハーフセットバックに詰め込んである。

例えばウィルソンのダイナパワーの一つのセットを手にした時にパワービルトの3番が入っていたことがあった。観察するなら4番のシャフトがつぶれていて、その代わりに組み合わせられたものらしい。もちろんリシャフトして4番には復帰してもらいましたが、以来の埃をそのままにデータに収めてみました。興味の範囲外とはいえ申し訳ない状態なのは他にもあって、何かについてきたスポルディングのスーパーフライトというキャビティーの3番はグリップにシュリンクが付いたまま。ダンロップのプロキャビティーDP-701は4番。

マクレガーのバイロンネルソン259もあるんですが、これは259セットを手にしたときにこの4番は年式違いの別デザインだった。横文字ネットから同じ年式を探し出して以来、この筒に収まったまま。マルマンのビッグウィンのウェッジとかは、こんなデザイン物はブログ主の元では使う事もない。半端な番手は残さない様にしているつもりですが、おまけについてくる1本くらいには目をつぶってきました。この時代の長い番手は使う機会もなく、埃にも年季が入ってきた。このハーフセットバックも普通のモノよりは口径の小さいもので、下町にいた頃は自転車でアメ横の工房に1～2本のリシャフトに持ち出すときに重宝したもの。

他にも、クリーニングの針金ハンガーを伸ばして、必要な時にグリップエンドからネックに届くように作ったものが挿してあるし、パーシモン用の新品スチールシャフトも一時的に保管してある。一般家庭なら傘立てにビニール傘が溜まっていくような要領。っまでも、セベアイアンは保管部屋に定位置があるので、4番も8番もそこに収まることになると思います。

これでセベアイアンは持ち出しリストの最下位から上位へ、切り取ったセルを挿入。まだ、落札したばかりで発送の連絡もありませんが、シャフトもユニフレックスの様子。こうした中間番手の保管では珍しく間違いない同じモデル。今回はデータが埃だらけで花粉症に季節と相まって鼻がムズムズしますが、まずはレンジで改めてセット物となったセベアイアンの独自の個性ってぇのを楽しんでみたいと思います。