・・・見つけました。
冬の間、イギリスの空は、どんよりと重たそうな雲に覆われ、
灰色と暗い空ばかりがそこにあるのが、常です。
朝起きて、カーテンを開けると、
また、灰色の空。
またまた、灰色の空。
灰色にも種類があるのは、わかるんですが、それでも、やっぱり、灰色。
夜が駆け足で毎日やってくるのも重なって、
なかなか、気分を落ち込ませます。
そこにきて、今日、カーテンを開けて、
思わず幸せになりました。
・・・青空です。
「本日、晴天なり」です。
水彩画のようなタッチで薄い水色の空に雲が流れています。
そして、何より、太陽があるっ!
まーぶーしー!
、、、と、いうようなことに、幸せを見出した、という、お話であります。
イギリス人は、太陽の光を浴びるのが、大好きです。
太陽が出ていようものなら、いくら寒くても、屋外で食事する人口が増えます。
そして、夏場などに、日光浴をしすぎるのか、
シミだらけのおばあさんやおじいさん、、、(いや、若くても、そういう人もいますが、)
が多いように思います。
イギリスに来て、2年ほどたちましたが、
なんだか、今年は、去年よりも、太陽の有り難味を感じているような気がします。
・・・私も今日は、寒さを無視して、外でお昼にしようかと。。。(笑
どんより暗い冬を抜けた先には、
太陽がサンサンと輝き、花が咲き乱れる春が来ます。
が、そのときの感動も、なんだか、日本のそれとは違うように思えるのです。
それで思ったのが、色彩感覚の違い。
これは、イギリスではないのですが、
北欧の色彩って、ものすごく、鮮やかじゃないですか、
それに比べて、日本の色彩は、淡い色が多いように思います。
いろんな要因があるのは、わかっているんですが、
こんな想像をしてしまいました。
・・・春が来たときの感動、衝撃の違いじゃないかと。。。
北欧は、イギリスよりも北に位置していますから、
ここよりも寒いし、冬の間の日照時間は、きっと短いと思います。
そして、夏になると、きっと、白夜とかになるわけで、
冬と、春、夏のギャップが日本のとははるかに比べ物にならないほど、
大きいのではないかと思うのです。
「春が来た!」
そう思うときの色は、きっと、鮮やかな花の色だったり、
どこまでも青い空のようなものではないかと思うのです。
こういう体験が、きっと、
あのビビッドな色彩を北欧のデザインが使う理由の一つになっているのではないかなぁ、と。そう思ったのです。
日本のホワホワとした「春」とは、きっとイメージが違うのかもしれませんね。
・・・って、この「ホワホワ」自体、私、一個人のイメージですが。
そう、「春」のイメージって、「春眠暁を覚えず」なんて屁理屈を唱えながら、うつらうつらする感じだと思います。
早く春が来るといいのに。
そう思う、今日この頃です。