あいかわらず周回遅れ感想で恐縮ですが

「GOETHE」のお写真めっちゃカッコいいですよねぇー(///∇///)







トークショーのビジュアルも最高でした! 





心身共に充実しているんだろなぁ。

こうした地道な露出、大切ですよね
なにせ座長とかするんですから名前を売る活動は必須。

(割と大変かもしれないけど、意外と息抜きにもなるのかな?)


「滑走屋」の次は「氷艶」

ショービジネスの世界でも
着々とキャリア積んでいってるのが素晴らしい。

Dさん的には
後輩たちが頼もしく育っているのが
とても嬉しかったんじゃないかしら。





それというのも
前回の熊川さん記事でちょっと触れたんですが

「スター」がパフォーマンスしなくなる時、というのは正念場ですもんね…

ファンとしてDさんには長く滑ってほしいから
私はそういうの考えたくないけれど

「高橋大輔が滑らないアイスショーをどうするか問題」

なら多分、Dさん前から普通に考えてはいるんだろうな…

だってあくまで「今のところ」私たちがお金を払って時間を作って観に行くのは「高橋大輔」であって。

高橋大輔には絶大な人気がある、信用がある、実績も実力も華もある、だから物事が動く。訳であり……

じゃあ、Dさんが滑らなくなったらどうなるか???

私達ならね、極端な話
「この際アイスショーは卒業しようかな~?」

なんて
残酷なまでに無邪気な
趣味変え推し変えが許されるし

協賛企業もそっと離れていったりするかもしれないけれど

フィギュアスケート界の未来を考えるDさんにとっては
そんなのたまったものじゃないでしょう。

熊川さんが粛々と

「熊川哲也」ではなく「Kバレエ」を観に
足を運んでもらえるよう努めたようにDさんもまた

ゆくゆくは「高橋大輔」ではなく「滑走屋」を観に来てもらうのが理想なんだろう。

まだ「滑走屋」が定着した訳じゃないので(ですかね?)
看板は何になってもいいと思うけど

だからこそすべてのスケーターに高いレベルを要求したんでしょう。

スターの存在に頼り切らない実力派集団があれば
スケーター達の一助となる、どころか

これを足がかりにフィギュアスケート界の未来が大きく開けてゆくかもしれない

今いるスケーターたち、そしてもっとずっと先の後輩達にとって

「スケートで食べてゆけるように」

それが野望であり
スケート界への貢献であると同時に、自分が好きでやりたいことなんだろうな。と、思う。

(まあ…たとえ滑らなくなっても「高橋大輔」の名前は上手く使わなきゃいけませんが)

真央ちゃんもまた、似たような活動をしていて

やはり知名度と人気を使って足掛かりを作っているように見えます。

Dさんが言ってたように

カンパニー的なハコはいくつもあった方がいい。

カンパニーの特徴や雰囲気等が多彩であるほど
スケーターの選択肢がより広がるから。
お客さんの選択肢もネ。

ついでに

そこの「スター」が
客演という形で別のカンパニーに招待されれば

「夢の共演!」

みたいな興業も打てるし(Dさんが真央ちゃんの所に呼ばれたり、その逆も然り)

あっ、2つのカンパニーが協力して大々的に「ロミオとジュリエット」やるとかさあ!!!(///∇///)←諦めない私




夢(妄想)が広がるわ!



それはそうと
フィギュアスケートって
どうしてもアマチュアの方がプロより格上、ぽい位置付けされがち。

現役選手もそう思ってるんじゃないかなあ?

それは分からんでもないんですよ
そもそもが日の丸背負って滑るプレッシャーってのもありますしね。

ただ
アマチュアスポーツの世界がどれほど過酷でも

お金、即ち多くの人の生活が直結するショービジネスの世界だって
まったく違うベクトルでシビア。

求められる性質だって別物。

アスリートに必要なのは一気にゾーンに入る瞬発力かと思うけど

プロパフォーマーには
そうした打ち上げ花火的なものではなく
高いレベルでの公演をこなし続ける持久力が大切なんじゃないかな

「滑走屋」では体調不良者も出て心配されましたが

スケジュールがタイトとはいえ
鍛えあげた若いアスリートが動けなくなった原因は

体の問題よりむしろ
看板の重さだったのかもしれない…なんて思ったり。
(要はアイスショーでメンタル面ここまで追い込まれることに慣れてなかったのでは?ペース配分込みで)

試合であれば、仮に失敗しても
突き詰めれば自分1人の問題で済む訳ですが

「頑張ったで賞」はプロには無い。

観客の判断基準は
ショーの出来が払った金額に見合うか、それだけ。

下世話になりますが、とどのつまりショービジネスは感動に値段がつくので…

もちろん、まだ若い現役選手に
お金とお金にまつわる大人の事情を考えさせるのは
荷がかちすぎているので

若手は座長なり年長者の胸を借りる気持ちで
思いきり滑ってくれれば充分だけど

常に崖っぷちであるプロの世界の厳しさと、それから面白さを

滑走屋の若手選手たち、感じ取ったように見えるので(友野くんの記事とか読むとね)




こうしたシビアな経験を積む若手が多くなれば

プロへの見方や
ショーへのモチベーションなんかも
徐々に変わるかもしれませんね。

実際のところ
アマとプロが入り乱れてるのはフィギュアスケート独特な気がしますが…

いずれは
契約の面とか
そのへんもきちんと整理しなきゃならないんだろうか…???
よく分かんないけど(笑)





何にせよ、リンクは現役優先ぽいので

プロがいつでも練習できるリンク、ってのはカンパニーに必要ですよね~